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更新日:令和3(2021)年9月2日

ページ番号:17416

第441回千葉県開発審査会議事要旨

1.開催日時場所

平成27年9月18日(金曜日)午後2時開会

会場:プラザ菜の花4階槙の間

2.出席委員

山口用一委員(会長)、長谷川康博委員、舩津守委員、市川直樹委員、宗藤睦夫委員、岡田博美委員、澤田いつ子委員

3.傍聴者等

傍聴者0名

4.議事(公開審議)

第1号議案

一般貨物自動車運送事業用施設(相当規模)(野田市長)〈提案基準14番 大規模な流通業務施設及び特定流通業務施設〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

国道16号の沿道25メートル区域と、申請地の位置関係について教えてください。

事務局

提案基準14番(2)には、「予定建築物の敷地の一部は、指定区域内にあって、指定路線に接すること。また、地形等によりやむを得ず敷地が路地状の部分で道路に接する場合は、路地状部分の延長は25メートルを限度とする」とあります。本申請地は、敷地の東側前面が指定路線である国道16号に面しており、路地状部分等もありませんので、基準を満たしています。

委員

市道側の出入口付近に駐車場があるため、トラックの出入りの際、駐車してある車が見通しの妨げになりませんか。

事務局

当該箇所の駐車場は来客及び職員用の駐車場であり、駐車される車両は乗用車のみとなります。一般的な乗用車の車高が1.5メートル程度で、トラックの運転手の目線が2メートル程度ですので、市道を走る車両の認識が可能です。

委員

敷地内のトラックの流れを教えてください。

事務局

国道16号から入ったトラックは、予定建築物の北側を回って建物の裏側から上りランプウェイへ向かいます。国道へ出ていくトラックについては、下りランプウェイから予定建築物の北側を回って国道側の出口へ向かいます。市道からの出入りについても同様に、トラックは予定建築物の裏側から上りランプウェイへ行き、建物内で貨物の積卸しを行った後、下りランプウェイを経由して市道側の出入口へ向かいます。

委員

トラックの出入りは1日あたり何台程度を想定していますか。また、国道側及び市道側のそれぞれの出入口の利用台数はどの程度になるのでしょうか。

事務局

繁忙期で最大620台程度を想定しています。そのうち、柏方面から来る車両及び柏方面へ戻る車両が多く、570台程度と想定しています。

委員

申請地と市道の間に一部隣地がありますが、現況はどうなっていますか。

事務局

隣地は、板金塗装工場及び工場を営んでいる方の住宅となっています。

委員

敷地南側の緑地は、駐車場等より地盤が低くなっていますが、排水について問題はないのでしょうか。

事務局

南側の緑地については、他法令等の規定により、残置森林として手を付けずに保存されます。こちらの雨水は、現況と同様に浸透処理する計画となっています。なお、緑地以外の部分については、敷地内の雨水貯留施設で流量調整した後に、前面市道の側溝に放流する計画となっています。

委員

敷地南側に門の表記がありますが、ここからの人の出入りはあるのでしょうか。

事務局

こちらは現況の門であり、今後は敷地周囲をネットフェンスで囲むので、この門からの出入りはできなくなります。なお、徒歩での出入りについては、現況の門の30メートルほど東側に出入口を設けます。

委員

従業員数と、車で通勤される方の人数を教えてください。

事務局

従業員数は最大で360名、車での通勤は110名程度と考えています。その他の通勤手段として、事業者がマイクロバスを5台程度用意すると聞いています。なお、駐車場台数については、既存施設の実績を参考にしています。

委員

交通安全対策は、どのようなものを考えていますか。

事務局

2箇所の出入口に、トラックが出入りする際に点灯するランプを設置し、歩行者へ注意喚起を行います。また、柏方面へ向かう際には、利用する県道の一部が近隣の小学校の通学路となっていることから、通学時間帯は極力構内待機すると聞いています。なお、やむを得ない場合については、県道を通らず、国道16号が立体交差となっている箇所の側道を利用してUターンし、柏方面へ向かいます。

委員

景観条例との関係はどうなっていますか。

事務局

野田市は景観行政団体となっておりますが、景観計画については現在策定中ということで、具体的な規定はありません。なお、事業者は、景観への配慮として建物をグレーやベージュといった自然色にすることを考えています。

第2号議案

有料老人ホーム(成田市長)〈提案基準15番 有料老人ホームのうち、設置及び運営が県の定める基準等に適合する優良なもの〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

本施設は有料老人ホーム、デイサービス、診療所から成りますが、本審査会に諮る部分の考え方について教えてください。

事務局

デイサービス及び診療所部分については、都市計画法第34条第1号に基づき、成田市長が許可権者となり判断するものです。有料老人ホーム部分のみが、本審査会で審議する部分となります。

委員

併設されている診療所は、有料老人ホームの利用者のみを対象としたものですか。

事務局

一般の方も診療対象としています。

委員

利用権方式と賃貸借方式の違いについて教えてください。

事務局

居住と食事の提供などのサービスが一体となった契約を利用権方式、通常の賃貸物件と同じように、契約は居住についてのみで、サービスは入居者が個別に契約していくものを賃貸借方式と呼びます。本施設は利用権方式となっています。

委員

診療所の運営主体について教えてください。

事務局

申請者が有料老人ホーム、デイサービス及び診療所の運営主体となります。

委員

施設に診療所が併設されていますが、提携病院を別途選定している理由を教えてください。

事務局

併設された診療所では、緊急時に対応しきれない場合があるため、協力病院を別途選定しています。

委員

有料老人ホームで食事を提供するということですが、調理はどこでするのですか。

事務局

食事については、基本的にデリバリーとし、配膳室に届いたものを食堂まで運び、入居者に提供するということです。

委員

開発区域と前面道路の境界付近がのり面になっていますが、道路幅員はのり面を含まず、実際に車や歩行者が通行できる部分が6.0メートル以上となっているのでしょうか。

事務局

のり面を含まずに幅員が9.29メートルありますので、基準を満たしています。

委員

施設内に保育室がありますが、これは職員を利用対象にしたものなのですか。

事務局

保育室は職員の福利厚生施設です。常勤職員数である6名を想定した規模となっています。

5.議事(非公開審議)

第3号議案

自己用住宅(松戸市長)〈提案基準4番 既存集落内の自己用住宅〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

申請者は、祖父と養子縁組して生前贈与で土地を取得するとのことですが、申請者の親にあたる方はいるのでしょうか。

事務局

現在、申請地の隣接地に住んでいます。

お問い合わせ

所属課室:県土整備部都市計画課開発審査班

電話番号:043-223-3245

ファックス番号:043-222-7844

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