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ホーム > 県政情報・統計 > 統計情報 > 環境・まちづくり > 各年度の大気環境測定結果 > 平成27(2015)年度の大気環境状況の概要
更新日:令和4(2022)年11月15日
ページ番号:25034
千葉県では、大気環境の保全、住民の健康の保護などを目的に大気環境の状況を常時監視しています。
平成27年度は県が39局、政令市等が88局の常時監視測定局により、二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質等の常時監視を行いました。
平成27年度の測定結果の概要を表1に、環境基準達成率の推移を表2及び表3に、年平均値の推移を図に示しました。
| 二酸化いおう | 一般局、自排局ともに10年連続で環境基準達成率は100%でした。年平均値は横ばいの状況でした。 | 
|---|---|
| 二酸化窒素 (NO2) | 一般局の環境基準達成率は、10年連続で100%で、自排局においては平成23年度以降、100%を維持しています。一般局の環境基準達成率は、10年連続で100%であり、自排局においては平成23年度以降、100%を維持しています。 また、県が独自に設定した環境目標値(0.04ppm)に係る平成27年度の達成率は、一般局98.0%、自排局48.1%で、平成26年度よりやや低下しました(平成26年度は一般局99.0%、自排局63.0%)。 | 
| 一酸化炭素 (CO) | 一般局、自排局ともに、10年連続で環境基準達成率は100%でした。年平均値は平成20年度頃までは低下傾向にありましたが、それ以後は横ばいの状況です。 | 
| 光化学オキシダント (Ox) | 一般局のみで測定を行っていますが、10年連続、全局で環境基準未達成でした。また、年平均値は横ばいの状況です。 | 
| 浮遊粒子状物質 (SPM) | 平成27年度の環境基準達成率は、26年度と同様に、一般局、自排局ともに100%でした。 年平均値は、一般局、自排局とも低下傾向にあります。 | 
| 微小粒子状物質 | 平成27年度の環境基準達成率は、一般局95.3%、自排局62.5%で、平成26年度より向上しました(平成26年度は一般局40.5%、自排局16.7%)。 | 

平成18年度から平成22年度までの年平均値推移図
| 項目 | 18年度 | 19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 | 24年度 | 25年度 | 26年度 | 27年度 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 二酸化いおう | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 
| 二酸化窒素 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 
| 一酸化炭素 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 
| 光化学オキシダント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 
| 浮遊粒子状物質 | 93.9 | 100 | 100 | 100 | 100 | 99.1 | 100 | 85.4 | 100 | 100 | 
| 微小粒子状物質 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 0 | 40.0 | 6.9 | 40.5 | 95.3 | 
| 二酸化窒素(県環境目標値) | 79.1 | 71.9 | 94.6 | 90.4 | 98.2 | 92.9 | 91.5 | 91.4 | 99.0 | 98.0 | 
| 光化学オキシダント(時間達成率%) | 95.8 | 94.6 | 94.9 | 95.7 | 94.1 | 95.0 | 95.0 | 94.4 | 93.1 | 93.5 | 
| 項目 | 18年度 | 19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 | 24年度 | 25年度 | 26年度 | 27年度 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 二酸化いおう | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 
| 二酸化窒素 | 93.1 | 93.1 | 89.7 | 96.6 | 96.6 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 
| 一酸化炭素 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 
| 浮遊粒子状物質 | 96.4 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 73.1 | 100 | 100 | 
| 微小粒子状物質 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 0 | 25.0 | 0 | 16.7 | 62.5 | 
| 二酸化窒素(県環境目標値) | 31.0 | 31.0 | 41.4 | 37.9 | 34.5 | 46.4 | 37.0 | 33.3 | 63.0 | 48.1 | 

一般局の測定結果は年平均値で0.000~0.004ppmの範囲にあり、各局の平均値は0.002ppmでした。市原市の東京湾沿岸部、習志野市、柏市に0.004ppm以上の測定局が見られました。

一般局の測定結果は年平均値で0.003~0.020ppmの範囲にあり、地域的には市原、千葉の東京湾岸の地点及び東葛、葛南地域の地点で濃度が高い傾向があり、0.02ppm以上の地点も見られました。

年平均値は0.027~0.039ppmの範囲にあり、各測定局の平均値は0.033ppmでした。年平均値は、野田、印西、北総、九十九里、長生夷隅、南房総地域に高い地点があり、東葛、葛南、市原、君津地域には0.036ppm以上の地点はありませんでした。

年最高値は、野田、成田、葛南、千葉、市原地域で最高値が0.16ppm以上の地点が見られ、千葉、市原地域は、年平均と傾向が異なりました。成田奈土局は年平均、年最高ともに高い傾向を示しました。

平成27年度の測定結果は年平均値で0.010~0.029mg/立方メートルの範囲にあり、地域的には県の北半分の地域(東葛、葛南、北総、成田及び印西地域)で濃度が高い地点が多い傾向にありました。

平成27年度の測定結果は年平均値で7.3~17.5μg/立方メートルの範囲にあり、年平均15μg/立方メートルを超えた地点は1地点のみでした。東京湾岸の地域で濃度が高い傾向が見られました。
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