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更新日:令和7(2025)年10月28日
ページ番号:809652
令和7年10月16日(木曜日)
令和7年5月29日(木曜日)に、千葉県水道事業運営審議会に諮問した「今後の県営水道の料金水準と料金体系のあり方」について、10月16日(木曜日)に審議会会長から答申をいただきました。
県営水道では、平成8年4月の改定以降、30年近くに渡り、水道料金の見直しは行っておりません。これは、更新対象となる管路や施設が比較的少なく推移していたこと、また長引くデフレの影響などにより、建設事業費等の経費が低く抑えられたことが要因と考えております。しかしながら、今後は、高度経済成長期以降に集中的に整備した管路や施設が一斉に更新の時期を迎えること、また、近年の物価高騰に伴い様々な経費も増加していることなどから、厳しい財務運営が見込まれます。こうした状況を踏まえ、令和8年度から5年間の収支見通しを算定したところ、 初年度から収支の赤字や資金残高の不足が見込まれることとなりました。 管路や施設の更新・耐震化を着実に実施し、将来にわたり、安全な水を安定して供給し続けていくには、健全な財務基盤の構築が不可欠です。そのためには、徹底した経費の節減のほか、一般会計からの繰入など、できる限りの収入確保策を講じても、水道料金の引上げが必要と考えています。 また、料金体系については、安定的な収入が見込めるよう基本料金の割合を高めつつ、利用者間で改定率に大きな差が生じることのないよう見直していきたいと考えています。 つきましては、「今後の県営水道の料金水準と料金体系のあり方」について諮問いたします。
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