公共用水域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果（令和3年度2回目）

県では、公共用水域（手賀沼・印旛沼流域及び東京湾）における放射性物質の状況を把握するため、水質・底質のモニタリング調査を実施しております。

このたび、令和3年度2回目の調査結果をとりまとめました。

調査結果は、

（1）水質の放射性セシウムは、全地点で不検出でした。

（2）底質の放射性セシウムは、

手賀沼流域：73から1,860Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）

印旛沼流域：56から505Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）

東京湾：40から94Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）

であり、前回（令和3年6月）の調査結果と比較して同程度の値でした。

なお、底質の放射性物質は水底にあり、水で放射線が遮蔽されることから、生活圏への影響については、極めて少ないと考えています。

1調査概要

手賀沼及び流入河川：29地点（手賀沼20地点、流入河川9地点）

印旛沼及び流入河川：19地点（印旛沼5地点、流入河川14地点）

東京湾：4地点（流入河川河口部3地点、内房海域等1地点）

令和3年12月7日から12月23日まで

放射性セシウム（134及び137）は全地点で検出されませんでした。

73から1,860Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）（最大値は大津川河口北）

（※120から1,667Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）：最大値は大津川河口北）

56から505Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）（最大値は印旛沼船戸大橋下流）

（※58から537Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）：最大値は印旛沼船戸大橋下流）

40から94Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）（最大値は花見川河口部）

（※28から108Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）：最大値は旧江戸川河口部）

※は前回（令和3年6月）の調査結果

次回は、令和4年6月に調査を実施する予定です。