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更新日:令和3(2021)年5月19日

ページ番号:9193

浜の情報とびうお通信(第132号)

館山総合高校と連携して未利用低利用魚の活用に取り組みます

県では水産物の付加価値向上のため、未利用低利用魚の有効活用に取り組んでいます。館山管内で盛んな定置網漁業で水揚げされるギマ、アイゴなどを主なターゲットとして取り組んでいます。
今年度からは館山総合高校海洋科とも連携して取り組むことになりました。
そこで4月19日に水産校舎にて、生徒さん、先生と意見交換を行いました。
今後、生徒さんは課題研究の授業で加工品づくりに取り組む予定です。
おいしい製品が完成することを期待しています。

 

意見交換

意見交換

ギマ

アイゴ

未低利用魚(上:ギマ、下:アイゴ)

マコガレイの放流が始まりました

平成28年4月5日に富津市大貫漁港内、7日に同市金谷漁港内においてマコガレイの稚魚6万尾が漁業者の手で放流されました。このマコガレイは、富津市小久保にある県水産総合研究センター種苗生産研究所富津生産開発室で昨年12月に採卵・ふ化させ、4cmになるまで育てられました。今年度は4月から5月にかけて木更津地先から鋸南町地先で計46万尾が放流される予定です。マコガレイは放流から2年ぐらいで漁獲サイズになります。
無事大きく育って、資源が増え、そして皆さんの食卓をにぎわせて欲しいものです。


マコガレイの稚魚

マコガレイの稚魚

マコガレイの放流

マコガレイの放流

富津市湊川にアユの稚魚が放流されました

平成28年4月21日、湊川漁業協同組合が湊川の要橋周辺にアユの稚魚5万尾を放流しました。今回放流したアユは、佐倉市にある県水産総合研究センター内水面水産研究所で採卵後、海水が必要なふ化から6cmになる2月までは勝浦市にある同センター種苗生産研究所勝浦生産開発室、それ以後は内水面水産研究所で育てられました。
アユたちは富津市立環小学校の児童30名の持つバケツから放たれると元気に川へ泳ぎ出しました。漁業関係者から「アユの一生について」の説明も行われ、児童達は熱心に聴いていました。アユは川の魚のイメージが強いと思いますが、秋に川でふ化した稚魚はすぐに海へ向かい翌春まで海で生活します。その後、生まれた川を上って大きくなり産卵し死んでいきます。このような回遊は「両側回遊」(りょうそくかいゆう)と呼ばれます。
湊川は天然稚アユが遡上する河川として知られており、解禁を迎える6月には釣り人達を楽しませます。

熱心に説明を聞く児童たち

熱心に説明を聴く児童たち

放流するアユ

放流するアユ

放流する児童たち

放流する児童たち

お問い合わせ

所属課室:農林水産部館山水産事務所改良普及課

電話番号:0470-22-5761

ファックス番号:0470-23-6641

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