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館山水産事務所管内概要

当水産事務所の管内は房総半島の南端部を占め、富津市（旧大佐和町以南）から鴨川市に至る4市1町で、海岸線の長さは145kmに及んでいる。

漁船漁業の根拠地である漁港は、県営、市町営を含め45港で、令和4年4月1日現在の所属動力漁船数は1,705隻となっている。また漁業経営の基盤としての沿海地区漁業協同組合10組合の組合員数は、7,812人で、その他漁業団体として水産加工業協同組合2組合、内水面漁業協同組合2組合及び漁業生産組合1組合がある。

管内の海面漁業は、回遊性の魚類のほか底棲性の魚類、甲殻類、貝類、海藻類等を対象に、漁業種類も多種多様にわたり、まき網、火光利用さば、さんま棒受網、刺網、釣り等の漁船漁業に加え、定置、採貝藻及び各種養殖業等が広く営まれている。
また、これら漁獲物を利用した、塩干品や節類などの水産加工業も盛んである。
内水面では、アユやウナギ等が採捕されているほか、ウナギ養殖も営まれている。

 

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