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銚子・九十九里地区浜の情報（平成26年2月）

皆様、寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？
銚子水産事務所から、銚子・九十九里地区からの浜の情報をお楽しみください。

引き続き水揚げ好調です

先月もお伝えしたように昨年末からまき網船の水揚げが好調です。2月に入ってもサバを中心に数千トンレベルでの水揚げがあり、日によっては写真のように遅くまで水揚げを行っている船も見られました。サバのシーズンはもう少しで終わりですが、マイワシの水揚げも好調です。引き続き活気のある漁港が見られるように我々も応援していきます。

漁業就業支援フェア2014に参加しました！

2月8日（土曜日）に、東京国際フォーラムにおいて、「漁業就業支援フェア2014漁師の仕事！まるごとイベント」が行われ、全国各地から漁協・漁業関係者等が参加しました。

銚子水産事務所は、千葉県のブースでの漁業就業者への対応を行いました。その他に管内漁業者2名が新規就業者募集のためフェアに参加しました。フェア当日は記録的な大雪に見舞われましたが、フェア全体で293名の参加者がありました。千葉県ブースにも現役高校生から社会人まで延べ30名以上の参加者があり、熱心に話を聞いていました。この中から新たな漁師が育ってくれることを期待しています。

漁村・再生プロジェクト開始！～浜の活力再生プランを策定します～

千葉県における漁村地域の活性化を図るため、漁業者の所得向上を目的とした「浜の活力再生プラン」を策定します。これは、水産庁の補助事業を活用したもので、漁業関係機関や市町村等が参加する「地域水産業再生委員会」が、漁業収入向上及び漁業コスト削減に向けた今後5カ年程度の計画を策定していくもので、計画（浜の活力再生プラン：通称「浜プラン」）を策定し、所得の向上を目指します。

また、この浜プランが承認された漁村地域では、水産庁の有する各種補助事業に優先的に採択されるなどの優遇措置があります。銚子・九十九里地区では、2月18日（火曜日）及び26日（水曜日）に関係漁協や市町村による会議を開催し、銚子・九十九里地区での「浜プラン」策定の進め方について議論しました。

今後、漁業者、市町村および県等が一体となって「浜プラン」の策定に向け活動していきます。浜が元気になるようなアイディアが盛り込めるよう私たちも支援していきます。

イワシを使った創作料理の試食会が開催されました！

九十九里浜は古くからイワシの産地として知られており、イワシのゴマ漬けや団子汁などが親しまれていますが、それに並ぶ名物料理を作りだそうという試みが九十九里町商工会を中心に行われています。その成果報告として2月16日（日曜日）にサンライズ九十九里で「食の逸品ブランド化試食会」が開催されました。

試食会には11団体が参加し、メディアに取り上げられたり、ニッポン全国物産展に出展したりしている「魚魚餃子（ととぎょうざ）」の他にイワシを使ったハンバーグやピザなどの創作料理15品が披露されました。事前に申し込んだ200名が試食を行い、試作品に舌鼓を打ちながらアンケートに回答をしていました。

また、九十九里町のイメージキャラクター「くくりん」のお披露目も併せて行われ、多くの人でにぎわいました。

銚子市漁協女性部がメニューの試作を行いました

銚子漁港では第1魚市場の再整備に合わせて、銚子市漁協女性部の活動拠点、海業支援施設が整備されることになっており、海業支援施設では惣菜の販売や食堂が行われる予定となっています。

そこで銚子市漁協女性部で食堂の開設に向けて2月26日（水曜日）にメニューの試作を行いました。今回は当日の水揚げからホウボウ、メイタガレイ、セグロイワシを選び、ホウボウ天丼、メイタガレイのから揚げ、ホウボウとセグロイワシのフライの盛り合わせを作り、女性部や関係者で試食を行いました。試食に協力していただいた方からは「おいしい」や「安く提供してほしい」といった様々な意見をいただきました。水産事務所では、今後も女性部が行うメニュー開発の支援を行っていきます。