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更新日:令和5(2023)年11月28日

ページ番号:619232

令和5年度第3回議事録(入所・地域生活支援専門部会)

1.日時

令和5年11月7日(火曜日)13時30分から15時00分まで

2.場所

千葉県自治会館9階 第2・3会議室

3.出席者

(1)委員

吉田部会長、千日副部会長、五十嵐委員、岩崎委員、岩野委員、内山委員、小林委員、倉田委員、松橋委員、矢作委員、山﨑委員

(2)県(事務局)

障害者福祉推進課

中里課長、小佐野共生社会推進室長、村椙障害保健福祉推進班長、松下精神保健福祉推進班長、共生社会推進室飯沼副主査、川﨑副主査

障害福祉事業課

鈴木課長、今成副課長、赤塚副課長、星野副課長、神戸法人指導班長、青木県立施設改革班長、和田事業支援班長、小泉地域生活支援班長、佐藤療育支援班長

医療整備課石橋室長、住宅課奥山班長

4.議題

  • 第八次千葉県障害者計画各分野の素案について

  • その他

5.議事概要

議題(1)第八次千葉県障害者計画各分野の素案について

 

≪事務局説明≫

 

 

(内山委員)

 前回会議の文言がたくさん入っていてありがとうございました。前回も申し上げたのですが、健康診断に関して、障害のある方たちの健康診断の受診率を上げていくということは、リハビリとか歯のことだけでなく、一般の方が受ける検診と同じように、プライマリーケアをきちんとしていくという部分でやはり大切なことだと思いますので、どこの部分に入るかなんですが、健康、予防の部分に再度入れられないか、ご検討いただきたいなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。

 

(障害者福祉推進課長)

 前回もご意見いただきまして、健康診断に関係する課とも話をしながらちょっと調整をさせていただければと思います。記載に盛り込めるかどうかというところは現時点で何とも言えないところがありますが、問題意識を共有しながら、健康づくり施策を取り込んでいければと思っていますので、その辺りをまた報告できればと思っています。

 

(岩崎委員)

 資料を見ると、どうしてもこの計画の根幹にある、「障害のある人が地域でその人らしく暮らせる共生社会の構築」だと思うんですが、共生社会ってなんだろうといつも考えているのですが、最近グループホーム、いろんなマスコミでにぎわっていますが、いろんな新しい事業者さんと話ししていると中々丁寧な支援ができてない、理解が進まない。障害のある人への虐待はもちろん、差別をしてはいけないということはわかっているつもりなのに、出来ていないことの根幹にあるのは、障害のある人のことを知らない人たちや障害のある人と同じ時間を過ごす体験をしたことのない、ビジネスの観点から参入している方などを少しずつ直していくには、スポーツや芸術の力は非常に大きいと思っていて、今回の計画の部分でもパラスポーツはパラスポーツとして分かれているところが多いので、健常の人と一緒にということ、共にというか、パラスポーツの啓蒙も大事だが、共生社会や心のバリアフリーとかを考えた際に、スポーツや芸術の力がとても大事だと思っています。障害のある人とない人が共に同じ時間を過ごすということが、障害に対する理解を促進する意味で大事だと思っているので、やはり障害のある人とない人が一緒にスポーツと芸術を楽しむという文言を入れていただきたいと思っています。

 

(障害者福祉推進課長)

 障害者スポーツと芸術の目的の一つとして、同じ目標をもって、障害のある人もない人も、同じ場所でと同じ価値観を共有するという大きな命題があると思いますが、その点は我々も同じ価値観を共有しております。障害者のスポーツや芸術を所管している部局がありますので、我々の考えを伝えて、現時点で計画に組み込めるかは申し上げられませんが、庁内で議論を深めたいと思っています。

 

(千日委員)

 入所と地域の部分でも膨大な資料で、ご苦労様です。入所・地域だけでなく療育や権利、相談等のいろいろな部会があって、全県下で一番良いものをとる、一番悪いものをとるというわけにはいかないので、これを一つのマニュアルというか、道しるべとして、各地域の自立支援協議会や、様々な部会がその地域の実情を見ながら検討していく。ということをですね、今後いろんな部会の方でもご意見があるかもしれませんけれども、そのような言葉遣いというか、表現というのが必要なのかなと感じました。船橋の自立支援協議会でも県のこれを置いて、県がこのように言っているよ、また、県の方は、国がこのように言っているよということになると思うんですが、今後も地域性というものは非常にこれから大きな問題になってくるので、都市部と少し田舎の方とは動きも違うと思いますし、今後もこのようなことを記載いただきたいというお願いです。

 

(倉田委員)

 こんにちは。みなさんへ事前にメールを送らせていただいた、8次計画書へ実際として具体的に、このような感じで、載せて頂いたら宜しいかと思う案について、読まれていると思いますが、委員のみなさんや事務局のご意見を頂きたいと思います。

 

(吉田会長)

 委員の皆さんの方でもご覧になられたかと思いますが、ご意見等いかがですか。私はノーマライゼーションの個別のことについて記載いただいており、基本となることだなと思いました。

 

(内山委員)

 異性間の出会いの場が無いことについて、私もとても感じております。障害のない人の結婚率と障害のある人達の結婚率が違うというところ、ノーマライゼーションが進んでいない、出会う場が無く恋愛を展開していくための支援が無いと、基本的な人権としてパートナーを持って暮らすということはあるべきだと思っていたので、昔私達の事業者の協会でも合コンを計画してみたりしたが、今はネットの時代もあり、企画しなくなったりもしているが、結婚や恋愛に関して共感を覚えました。

 

(矢作委員)

 意見ですが、障害者の外出とか活動の場を広げる取り組みの方向性として、心のバリアフリーは特に重要と考えています。障害を持つ人への理解を広げることは、一般の人が対象ですので、とても難しいことです。それで障害者の家族としては、その理解を広げること、求めることが大変難しいって一番痛感しています。ぜひ一層の心のバリアフリーの普及と啓発を求めたいと思います。

 

(内山委員)

 心のバリアフリーのことで、芸術とスポーツのところでボランティアの活動というのが少し文言としてあったんですが、実はボランティア養成講座が地域の方でも、とても減っています。県でも昔は精神保健福祉ボランティアの養成講座を実施してくださっていたり、県の精神保健福祉ボランティアの協会等もありましたが、今は解散してしまっていて、やっぱりその心のバリアフリーだったり、スポーツも芸術もですが、障害のある方たちの生活を知らない方たちが何かを知りたいなとか思った時に、やっぱりボランティア養成講座っていうのが、復活して欲しいなというのは常に感じていました。私は習志野ですが、市の社協の方でもボランティアセンターはありますが、ボランティア養成講座は実施していないので、回数や何人受けたかなどを指標にしながら、ボランティア養成講座を実施していくということを、具体的な施策としてご検討いただけたらいいなと感じました。意見として。

 

(小林委員)

 資料2―1、4ページの表など全てに関してですが、5年度の数値が抜けてしまっています。5年度の目標の数値があって、4年度の実績がこうなっていて、これから先の6、7、8年度はこのようにするという使い方もできるのではないかと思います。5年度の数値だけが抜けてしまうのも変な気がします。本来は7次計画の目標の数値を入れたら良いのかなと思いました。混乱してしまうので記載しないというのもあるかもしれませんが、元の目標がなんだったのかを読み取りながら見れるような目標の記載があっても良いのではないかと思いました。

 

(障害者福祉推進課長)

 表記の問題について、実績はともかくとして、目標は出ていますので、経過を追って見れるような記載とするか、検討させていただきたいと思います。

 

(岩崎委員)

 資料2-3、3ページの(3)について人材の箇所で、「千葉県福祉人材確保・定着地域推進協議会」との記載がありますが、これは具体的にどのようなことをやられているのか教えていただきたいです。グループホームはものすごく人材不足で、人材が不足すると良い支援が出来ない、一人一人の業務が増え、それが虐待に繋がるなどの状況が発生しており、気になったので教えていただければと思います。

 

(吉田会長)

 担当課が本日不在とのことですので、改めて個別に回答させていただきたいということです。

 

(内山委員)

 資料2-3、3ページ(1)の2行目で、社会福祉士、介護福祉士、ホームヘルパーの例示がされているが、精神保健福祉士も大きな活躍をしているので、入れていただければと思います。

 

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害者福祉推進課共生社会推進室

電話番号:043-223-2338

ファックス番号:043-221-3977

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