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更新日:令和3(2021)年9月27日

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令和3年度第1回議事録(入所・地域生活支援専門部会)

1.日時

令和3年7月28日(水曜日)

10時から11時30分まで

2.場所

千葉県庁本庁舎5階大会議室

3.出席者

(1)委員

高梨部会長、吉田副部会長、五十嵐委員、池田委員、岩野委員、倉田委員、小林委員、鈴木委員、千日委員、村山委員、山岸委員

(2)県(事務局)

障害者福祉推進課

大野課長、対馬共生社会推進室長、村椙障害保健福祉推進班長、

城本精神保健福祉推進班長、共生社会推進室飯沼副主査、野中主事、伊藤主事

障害福祉事業課

原見課長、廣田副課長、高木副課長、久保田副課長、古川法人指導班長、

千代田県立施設改革班長、坂本事業支援班長、中居地域生活支援班長、伊藤療育支援班長

4.議題

  • 第六次千葉県障害者計画(第五期障害福祉計画及び第一期障害児福祉計画を含む)の進捗状況について

  • 千葉県障害者計画の推進体制等について

  • 令和3年度重点事業について

  • その他

5.議事概要

(事務局)
本日は、お忙しいところ御出席いただきまして、誠にありがとうございます。ただいまから、第1回千葉県総合支援協議会(第七次千葉県障害者計画策定推進本部会)入所・地域生活支援専門部会を開会いたします。私は、本日の進行を務めさせていただきます、障害者福祉推進課共生社会推進室長の対馬と申します。どうぞよろしくお願いいたします。最初に、資料の確認について、お手元に配付資料一覧のとおり御用意しておりますので御確認をお願いいたします。不足等はございませんでしょうか。
なお、本日御欠席の御連絡をいただいている委員の方は、荒井委員、櫻澤委員、白井委員、楯委員、星野委員でございます。それでは、会議に先立ちまして、大野障害者福祉推進課長より御挨拶を申し上げます。

 

(大野障害者福祉推進課長)
皆様おはようございます。障害者福祉推進課長の大野でございます。4月27日に着任をしたところでございます。どうぞ宜しくお願いいたします。委員の皆様におかれましては、お忙しい中、本日の会議に御出席をいただきまして誠にありがとうございます。また、日頃から本県の障害者施策の推進につきまして御理解、御支援を賜っておりますこと、重ねて御礼を申し上げます。昨年度は、委員の皆様をはじめ、多くの方々からいただきました御意見を踏まえまして、本年3月に第七次千葉県障害者計画を策定したところでございます。皆様の席上に冊子をお配りさせていただいております。今後は、本計画の着実な推進に努めてまいりますので、皆様には引き続き御協力を賜りますようお願いを申し上げます。この入所・地域生活支援専門部会ですけれども、障害者計画8つの主要施策のうち、「入所施設等から地域生活への移行の推進」、「障害のある人一人ひとりに着目した支援の充実」、「様々な視点から取り組むべき事項」という3つの主要施策をカバーする大変幅の広い部会となります。本日の会議では、第六次千葉県障害者計画の進捗管理の報告のほか、令和3年度重点事業についても御審議をいただきたいと思いますので、皆様には忌憚のない御意見をいただければと思います。
むすびに、現在新型コロナウイルス感染症の拡大が続いております。御列席の皆様の御健勝と御活躍を祈念いたしますとともに、本県の障害者福祉の推進のため、今後とも一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、御挨拶といたします。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 

(事務局)
続きまして、新たに委員に御就任いただいた方の紹介をさせていただきます。

 

≪新委員の紹介≫

 

(事務局)
続きまして、本日出席の事務局幹部職員を紹介いたします。

 

≪事務局職員の紹介≫

 

(事務局)
ここから議事に入りますが、議事に入る前に、事務局からお願いがございます。御発言の際には、お名前を名乗っていただき、その後に御発言をお願いいたします。
それでは、議事に入ります。ここからは、千葉県総合支援協議会設置運営要綱第6条第3項の規定により、高梨部会長に進行をお願いしたいと思います。高梨部会長、よろしくお願いいたします。

 

(高梨部会長)
おはようございます。猛暑の中、しかもコロナの感染が拡がる中、御出席いただきありがとうございます。本日は11時半を目途に終了を予定しておりますので、御協力をお願いいたします。はじめに、議題(1)「第六次千葉県障害者計画の進捗状況」について事務局より説明をお願いします。

 

≪事務局説明≫

 

(高梨部会長)
ありがとうございました。それでは、ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問等ございましたらお願いします。いかがでしょうか。

 

(千日委員)
意見といいますか、御承知おきをいただきたいというところで。グループホームで地域生活をしながら就労とか、B型から就労というのは非常に重点を置いて取り組まれていると思います。前回の報酬改定で、各就労系の事業所で定着支援に当たる人員が加算対象となりました。それまでは就業・生活支援センターが一手に引き受けていましたが、それにより就業・生活支援センターがパンク状態になっているというのが全国的な問題となっていましたので、就労系の事業所でも定着支援に当たれば、その事業所にはインセンティブがくるよというのが3年前の話でした。3年経つと、事業所でやっている定着支援がもう終わるということで、そのエリアの就業・生活支援センターで対応するようにと。その年が今年だったものですから、定着支援でそれぞれの事業所で当たっていた方が、終了して、次の人達に当たるということで、3年経った方達は、就業・生活支援センターの方に来ています。コロナの問題で、なかなか対面方式でできないということから、特に船橋は人口も多いことで、非常に人的な問題、数の問題が発生しています。今後、入所・地域移行を進めていく上で、本人たちの自立度や自活能力を高める観点から、就労定着支援というのは非常に重要な部分なので、今後更に毎年毎年出てきますので、御承知おきいただき、検討の一つにでも入っていただければありがたいと思います。

 

(高梨部会長)
続きまして、議題(2)「千葉県障害者計画の推進体制等」について事務局より説明をお願いします。

 

≪事務局説明≫

 

(高梨部会長)
ありがとうございました。ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問等ございましたらお願いします。
昨年度は計画策定年度でありながら、コロナの感染拡大の影響で思うように会議が開催できず、委員の方からも色々と御意見をいただいたところですが、今後は対面の方式で、コロナ以前の形に準ずるということになるのでしょうか。

 

(事務局)
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の関係で対面会議等を開催できず、委員の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。基本的には審議事項ということで対面会議を開催したいと考えているところであります。ただ、昨年度は県の方も、委員の皆様の方もオンライン会議の準備が整っていなかった状況もあり、また、この審議状況でオンラインが合うかどうかということで、なかなか開催できなかったというところであります。県庁内でも最近ではオンライン会議を開催しているところでありますので、対面で会議ができなければ、昨年度よりは開催が可能かと考えているところでありますので、状況次第で対応させていただきたいと思います。

 

(倉田委員)
オンライン会議の件で確認させていただきたいのですが、対面会議とオンライン会議を併用するやり方もあると思いますが、どうですか。

 

(事務局)
今、お話しのありましたオンライン会議ですが、基本的には対面会議を開催したいと考えているところでありますが、確かに、対面会議とオンライン会議を併用するというのは1つ考えられるところです。設備的に整わない方もいらっしゃるかもしれませんので、その場合には県庁に来ていただいて、距離を空けながら会議を開催して、その他の方は、オンライン会議を自宅、職場等でやっていただくと、そういう形も検討できるのかなと考えているところです。今後については、基本的には対面ですけど、それも合わせた形で考えていきたいと思っております。

 

(倉田委員)
できることなら、一回オンライン会議をやってもらいたいと思います。今回は新型コロナウイルスということですが、例えば、今後障害者計画を策定する上で、オンライン会議を普及させることで、会議に参加したいけど、重度の障害により対面で会議に参加できない方が参加できるようになると思いますので、御検討お願いいたします。

 

(高梨部会長)
ただいまの倉田委員の御意見というのは、感染予防ということに限らず、そういう方法がとれないかということだと思います。共生社会の推進ということを考えますと、それも一考ではないかと思いますが。

 

(事務局)
オンラインであれば外に出なくとも可能ということでございますので、設備状況や審議の内容等、色々な状況があると思いますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。

 

(高梨部会長)
ありがとうございます。鈴木委員は県社協では対面とオンライン並行してやっていると思いますが、何か課題等ございますか。

 

(鈴木委員)
私どもの方でもオンラインと対面の併用で会議等を行っています。大人数で集まる場合は、オンラインのみで行うだけではなく、いくつかの拠点に分散した形で、研修や会議をしています。あとは環境ですね。職場や所属されている事務局などについてはインターネットの環境があれば、基本的には大丈夫です。あと、ホストの方で調整していただければ多分可能ではないかなと思います。ただ、全員がオンラインというよりも、実際に来られる方とオンラインの併用でやる方が、進行等の面でもやりやすいかと思います。審議の内容であるとか、会議の環境等を勘案してやれればいいのかなと思います。

 

(高梨部会長)
コロナの影響は悪いことばかりではございません。新たな方法を模索する中で検討していったらよいのではないかと思います。他に御意見等ございますか。

 

(岩野委員)
オンラインに関して参考として聞いていただきたいと思います。千葉県手をつなぐ育成会では、ハイブリット開催と呼んでいるのですが、オンラインと対面の両方で開催する会議があります。対面の方の方が圧倒的に多く、オンラインの方が対面の3分の1くらいとなっておりますが、オンラインと対面と両方でやると、オンラインの方が意見を言うタイミングが難しいので、ホストの方が上手に振っていただかないと、どこで意見を言ったらいいのか分からなくなってしまいます。また、こちらの声が上手く向こうにつながっていないというようなこともありまして、私もオンラインに参加したことがありますが、やはり上手にマイク等を使わないと、上手く意見が聞こえなかったり、オンラインだとなかなか上手く話を振ってくれないと意見が言えなかったりという問題があります。対面とオンラインだと便利だとは思うのですけども、参考までにお話しさせていただきました。

 

(高梨部会長)
様々な利点もある反面、配慮を要する点もあると思いますので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
続きまして、議題(3)「令和3年度重点事業」について、事務局より説明をお願いします。

 

≪事務局説明≫

 

(高梨部会長)
ありがとうございました。それでは、ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問等ございましたらお願いします。

 

(千日委員)
2ページ目の重度の強度行動障害のある方への支援についてですが、強度行動障害の方達は必ずしも入所だけにいるわけではなく、やはり通所施設というのは入所に比べると定員数が多いわけです。その中に個別の対応をしながら日中活動だけを一生懸命取り組んでいる施設がある。このことに対し、予算上少し薄いと思いますので、重点を置いてほしいと思います。次に1ページ目、袖ケ浦福祉センターの問題について、予算は少し増額になっておりますが、一番下のところについては、袖ケ浦福祉センター自体は令和4年度末までにどんどん定員数は減っている。ずっと指定管理費は同じ推移となっていますが、指定管理費の内訳を教えていただければと思います。

 

(事務局)
通所施設に対する強度行動障害の方に対する県単加算についてですが、サービス報酬等で適切に設定していただくよう県から国の方に要望等を出しているところでございます。県単独の補助については、御意見をいただいた上で、今後検討させていただければと思います。

 

(事務局)
1ページ目の袖ケ浦福祉センター管理運営事業についてですが、指定管理料ということで5年間の契約額が載っております。指定管理料ですので、人件費や施設管理費など、諸々含まれているものでございますけれども、あくまで契約額が載っているということで、今後、移行が進む状況に応じまして、指定管理料についてはこのまま支払われる状況になるかどうかも含めまして、今後金額については精査されていくものと考えております。そのため、決算額についてはこの通りのものとならない可能性がございますので、御承知おきいただければと思います。

 

(小林委員)
事業団関連で質問ですけれども、養育園で1名の方が亡くなったとき、そのときの県からの指定管理料は10億円だったと思います。それが令和4年度末には指定管理がなくなって0円になると、それで民間の力の中で県の施設の機能をやっていきましょうというのが、今回の話だと思うのですけども、この10億円がどのような形で民間にシフトしたのか、例えば、袖ケ浦福祉センターの受入事業ということで、1億8千万円組みましたよと、これも十分理解できるところですね、あとは暮らしの場支援会議の建物整備とか、これ2つ合わせて例えば3億円だとしますよね、それではあと7億円はどこにいくのかというのはきちっとしていかなくてはいけないなと思います。県は強度行動障害の方を放棄することではありませんよと、県として役割を担っていくんですよと。ただ、お金を節約したという形だけにはしてほしくないと思います。いつ誰に聞かれても、こういう形で使われましたよと、県民の福祉が充実したんですよというのを常に意識して予算化、あるいは資料の中でも提示してもらいたいと思います。なぜ、このようなことを言うかというと、暮らしの場の会議の中で、強度行動障害の人達を民間の施設に振り分けしていますけれども、どうしても受け手がないんですね。確かに、難しい方を受け入れた場合は運営費の補助として県単で加算する仕組みは作りましたが、まだまだもっと大胆な、お金のかかる仕組みを作っていかないと行き詰っちゃうだろうなと思いますので。そういうことも含めて、袖ケ浦福祉センターに費やしていたお金は県が果たしていた部分をさらに充実する金の使い方にしてほしいと思います。要望です。2つ目が、施設整備に関してなんですけど、年々だんだん予算が減っているのですけども、減っていく理由は何かあるのでしょうか。それともう1つは、施設整備が事業団関連が最優先になっていますが、入所施設は30年前、40年前に建てた施設が圧倒的なんですね。その人達の建物の老朽化、あるいは個室化・ユニット化というのは避けて通れないので、その辺りの予算は本来は確保されなければいけないと思うのですが、その辺についてもお聞かせ願いたいと思います。

 

(事務局)
施設整備費の補助につきましては、当初予算に関しましては、前年度に実施する要望調査に基づき予算の編成をさせていただいております。また、令和元年度は当初予算と補正予算との決算額となっておりますので、令和2年度、令和3年度の当初予算との比較という意味では異なってきます。また、施設整備に関しても袖ケ浦福祉センターの移行に伴う施設整備について優先しているところですけども、それ以外でも、前年度であれば、災害の対応ですとか、コロナのための個室化ですとか、そういったものについても補助の方付けさせていただいたところです。

 

(小林委員)
入所施設の部分の予算というのは、今後先全く考えられないものですかね。今、災害やコロナは考えているという話はありましたが、先ほど言った通り4000人位は入所施設で暮らしていて、その人達全員グループホームに行けばいいんじゃないのというのも1つの方法なのかもしれないけど、やはり現実的ではないですよね、高齢化とか難しい障害を持っている人達がグループホームで受けるのは。それどころか逆に国は、高齢化した人たちが暮らせるように20人単位とかそういったグループホーム、本来は入所施設なんですよね、ユニット化した入所施設みたいのものを作らざるを得ないですよっていう所があると思うのですけども、それに対して我々入所施設の人達が、個室化とかユニット化とか、そういうのをきちっとしていかないと気の毒なんじゃないかなと。

 

(高梨部会長)
ありがとうございます。山岸委員、何か御意見ございますか。

 

(山岸委員)
大部分小林委員に言っていただいたのであまりないですけれども。予算化する場合に要望に基づいて予算化すると言っていたと思うのですが、大規模改修など施設が老朽化している所があるわけですね、こういう要望が出てきたら予算化していくというスタンスなのですかね。それからもう1つは、至る所で災害が発生していますけども、施設の非常用電源の問題で、どの程度これまでで各施設で設置されているか、あるいは今後この予算の中でどの程度反映されているのか、その点を教えてください。

 

(事務局)
建物の大規模改修につきましても、この補助事業の対象となりますので、要望調査の要望があれば対象となります。ただ、予算については財源が国3分の2、県3分の1の補助金となっていまして、県の方でいただいた要望を国の方に協議を挙げて、国に採択をされないと結局補助がつかないということになりますので、大規模改修は対象になりますが、ただ同時に国に採択されるかというのは別になってしまいますので、御理解いただければと思います。自家発電の整備に関しましては、令和2年度2月補正で自家発電4件整備を行っているところで、その前年度は10数件、施設整備の方で補助を行っているところであります。

 

(千日委員)
施設整備の問題については、施設というものがトーンダウンしているのは十分理解しているんですけども。私ども、平成元年度からグループホームを1軒屋で作り始めて国はどんどんそれを推し進めて、あまり高くはないけど補助があったわけです。そちらの方の老朽化というのもこれから非常に大きな問題になります。大規模修繕といったって、本体価格自体、補助金が1番金額が少ないわけですから。1棟の建物をリフォームしていくという、それを20棟もっているとなると、そう簡単な金額ではないです。また、それは施設整備の要望対象外になっていますので、ほとんど進まず、自分たちでやることになりかねないんですね。このままでいくと、1軒屋の4人・5人のグループホームを作りたいという理想がたくさんあるんでしょうけれども、スケールメリットで日中サービス支援型の20人単位の小規模な入所施設のようなものがたくさん補助額も多いですし、人的な問題も少しクリアできるかもしれないということが表面化して、小粒の入所施設がどんどん立ち上がるような危惧をしております。これは意見です。

 

(高梨部会長)
ありがとうございました。要はですね、単に要望を積み上げていくというわけではなくと、千葉県における施設で暮らしている方達の将来をどのように考えているかという、いわゆる県としての積極的な姿勢を伺いたいというのが主な趣旨だろうと思いますので、是非、その観点で考えていただくのが必要なのかなと思います。

 

(倉田委員)
地域移行やグループホームというのはよく分かるのですが、私、単身生活を8年していて、全面的にヘルパーさんのご支援をいただいて、生活が成り立っているのですが、地域移行と言いながら、居宅系の重点事業が全くないというのは、非常に残念です。地域でひとり暮らすのはとても大変です。実際、アパートとか家を探すところから始まって、買い物の仕方が分からないとか、ヘルパーさんとの関わり方が分からないとかそういう声を現場でいっぱい抱えています。そういうのを学習する場を、重点事業として盛り込んでいただければありがたいと思います。また、重点事業を提出していただく中で、本部会や専門部会でどういった施策が必要か、委員の意見を聴いていただければと思います。

 

(高梨部会長)
障害者の生活スタイルというのは多様化していますので、制度の中だけの枠組みの中だけで考えようとすると、望む暮らしが実現できない状況にあるということだと思います。相談支援専門員等は地域のニーズも承知していると思いますけれども、そういった声をどういった形で計画の中に盛り込んでいくかという方向の問題かなと思いますけれども。

 

(事務局)
重点事業として挙げているものは、6次計画で重点事業として推進して、そのまま引き継いで行っていくもの、また、県として重要性を鑑みてここに掲げさせていただいたものとしているところではございますが、県の事業としましても、この他にもかなりの数がございます。それを全てお示しするのは非常に量的なものがございますので、主な事業を提示させていただいております。それから、障害者施策につきましては、部会長からもお話がありましたが、多様化ということもありますので、各会議等で色々な御意見を伺いながら、施策に反映できるか検討していきたいと思います。

 

(村山委員)
重点事業の内容と、予算について一覧にしていただいているわけですが、去年と今年とでそれぞれの項目について、増えたり減ったりとあるわけですが、事業の概要と数値だけですと、これが妥当な内容なのかというのがわかりづらく、どう判断していいのか迷うところであります。この場で予算の内容を公開していただくなら、予算の根拠を出していただければと思いました。

 

(高梨部会長)
次に、議題(4)「その他」について、何かございますか。
特にないようでしたら、今回から委員になられた池田委員、何か感想などございましたか。

 

(池田委員)
私、東庄町という、銚子に近い地域で健康福祉課ということで福祉に携わっているのですが、地域の格差みたいなところが非常にあるのですけれども、その辺の地域間の格差等を考えながら、この部会で反映できるような意見をもう少し勉強させていただいて、述べられればいいかなと思います。本日は非常に勉強になりました。ありがとうございました。

 

(高梨部会長)
ありがとうございました。会議の冒頭に大野課長から御挨拶をいただきました。先ほど、大野課長にお会いしましたところ、大野課長は千葉県が障害者差別を禁ずる条例を作っているときに障害福祉課におられたと伺いました。当時、県民の中で障害者福祉に対する熱意が一番盛り上がっていた頃ではないかなと思いますので、そういったときに、障害者福祉の中で仕事をされていたことは、今後を考えますと、大変心強く感じております。今回冒頭に大野課長から御挨拶をいただきましたので、終わりに、原見課長からお話をいただこうと思っています。と言いますのは、原見課長この1年半、施設におけるコロナの感染防止対策等で大変御苦労なさっていたのかなと思います。また、本日の会議においても、袖ケ浦福祉センターの縮小に伴う予算が本当に効果的に生かされているのか、あるいは、障害者の施設生活を今後県としてどう考えているのかという、非常に重要な御意見もありましたので、それらも含めまして今後の思いを語っていただきたいと思います。

 

(原見課長)
高梨部会長から大きなテーマをいただいてしまいましたけれども、今日の会議の場でも、また日頃から様々な御意見をいただいている中で、なかなか予算も思う様に取れずにもどかしい思いもあるわけではございますけども、また早くも来年度の予算取りに向けての作業も始まっておりますし、既存の事業につきましても、より良い事業の在り方というものを常に考えていきたいと思っております。それからコロナの話になりますが、オリンピックの報道の影に隠れていますが、大変な勢いで感染者が増えておりまして、緊急事態宣言を要請する、しないという話にもなっております。皆様それぞれのお立場で障害のある方に関わっていらっしゃるかと思いますけれども、結局は日頃の感染対策かと思いますので、くれぐれもお気をつけください。当課といたしましても、施設や事業所等でクラスターが起きた場合は最大限の支援をさせていただきます。今後も宜しくお願いいたします。

 

(高梨部会長)
皆さんの本日の意見については届いていると思いますので、来年度以後の予算要求等宜しくお願いします。
それでは、議事を終了し、進行を事務局にお返しします。

 

(事務局)
本日は長時間にわたりありがとうございました。以上をもちまして第1回入所・地域生活支援専門部会を終了します。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害者福祉推進課共生社会推進室

電話番号:043-223-2338

ファックス番号:043-221-3977

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