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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年5月8日

ページ番号:585087

カミツキガメの捕獲事業について

発表日:令和5年5月8日
環境生活部自然保護課

特定外来生物のカミツキガメについては、印旛沼周辺において繁殖が確認され、県では平成19年度から防除事業を行っています。

令和3年3月には、カミツキガメ防除実施計画書の改定を行い、根絶に向けた防除に取り組んでいます。

この度、昨年度の事業実施結果及び今年度の事業内容を取りまとめましたので、お知らせします。

また、今年度のワナによる捕獲事業を5月15日(月曜日)から開始しますので、併せてお知らせします。

1.昨年度の実施結果

令和4年度は、1,370頭以上の捕獲を目標として捕獲を行い、1,651頭(メス594頭、オス740頭、不明308頭、欠測9頭)を捕獲しました。(「不明」とは、幼体のため雌雄の判別ができないもの。)

〈令和4年度の月別捕獲頭数〉
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
県の捕獲事業による捕獲頭数 41 78 448 576 177 107 16 14 17 4 14 7 1499
市町村・警察等による緊急捕獲頭数 25 56 38 21 5 3 1 1 0 0 0 2 152
合計 66 134 486 597 182 110 17 15 17 4 14 9 1651

○ワナによる捕獲を、カミツキガメが活動的になる6~7月に集中的に実施し、捕獲数全体の約68%にあたる1,024頭を捕獲し、適期での捕獲の効果が得られました。

〈年度別のカミツキガメ捕獲頭数〉
年度 19~24 25 26 27 28 29 30 2 3 4
県の捕獲事業による捕獲頭数 1500 550 732 793 1187 1259 1998 1425 1385 1323 1499 13651
市町村・警察等による
緊急捕獲頭数
665 85 175 174 273 170 261 172 268 133 152 2528
合計 2165 635 907 967 1460 1429 2259 1597 1653 1456 1651 16179

 

2.今年度の事業内容

捕獲目標頭数:1200頭以上

(生息数を減少させるために必要な年間の捕獲頭数)

(1)実施区域

印旛沼流域において広範囲に実施します。

特にカミツキガメが高い密度で生息している4か所(西印旛沼師戸地区、高崎川下流地区、飯重地区、手繰川地区)で、集中的に実施します。

(2)実施期間

通年(ワナによる捕獲は5月から9月)

(3)今年度の重点的な取組

○引続きカメの活動期である6月から7月にワナによる捕獲を集中的に実施します。

○徹底的排除区内に設けた根絶試行地区において、局所的根絶に向けた取組(水路封鎖による捕獲)を試行します。

(参考)外来生物法に基づく特定外来生物の防除について

特定外来生物は、輸入、販売、飼育、栽培、運搬等が禁止されていますが、県がその防除を行う場合は、外来生物法に基づき、運搬等が可能になります。

カミツキガメの防除は、外来生物法に基づいて防除実施計画書を策定し、実施しています。防除実施計画書については、生物多様性センターのウェブサイト外部サイトへのリンク(URL:https://www.bdcchiba.jp/)からダウンロードすることができます。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部自然保護課生物多様性センター

電話番号:043-265-3601

ファックス番号:043-265-3615

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