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更新日:平成28(2016)年3月25日

中東呼吸器症候群(MERS)

中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。

中東地域からの報告が多くなっていますが、2015年5月以降、韓国における医療従事者や介護従事者等において多数の患者が発生しています。

*これまでに、日本国内において発生は確認されていません。

 

感染が心配な方は医療機関を直接受診せず、まず最寄りの保健所へ相談してください。

また、一般的な内容を含めた相談も受け付けています。

健康福祉センター(保健所)一覧:最寄りの健康福祉センター(保健所)はこちらでご確認ください。

 

発生地域

主として中東地域(アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン)*で患者が報告されています。
このほか、ヨーロッパ(イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、フランス、トルコ)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(フィリピン、マレーシア、韓国、中国)及び北米大陸(アメリカ合衆国)からも患者の報告がありますが、これらはすべて、中東地域への渡航歴のある人もしくはその接触者であることがわかっています。

(2015年6月5日現在)

感染経路

人がどのようにしてMERSに感染するかは、まだ正確には分かっていません。2015年5月以降韓国で患者が発生していますが、多くが、韓国内の病院での院内感染によるものであると考えられています。

患者から分離されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが、中東のヒトコブラクダから分離されていることなどから、ヒトコブラクダがMERSウイルスの保有動物であるとされており、感染源の一つとして疑われています。海外の感染予防対策の実施が不十分な医療機関等においては、患者から医療従事者や他の患者等に感染した例が報告されています。ただし、季節性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトに感染すること(持続的なヒト-ヒト感染)はありません。

主に飛沫感染(咳やくしゃみなどによる)や接触感染による感染であると考えられています。

主な症状と治療方法

主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

MERSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。

予防方法

こまめな手洗いなどの、一般的な衛生対策を心がけてください。

なお、MERSの発生が報告されている地域においては、咳やくしゃみなどの症状がある人との接触を避け、また動物(ラクダを含む)との接触は可能な限り避けることが重要です。

関連情報


 

 

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部疾病対策課感染症予防班  

電話番号:043-223-2691

ファックス番号:043-224-8910

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