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更新日:令和6(2024)年9月25日
ページ番号:344211
病気や事故等により臓器の機能が低下したり、あるいは機能を失ってしまい、移植でしか治療できない方に、他の方から提供いただいた健康な臓器を移植して、機能を回復させる医療です。移植医療は、第三者の善意による臓器の提供がなければ成り立ちません。日本では、多くの方が移植を希望しながら亡くなられているのが現状です。
臓器提供は、脳死後あるいは心臓が停止した死後にできます。
平成22年7月17日に改正臓器移植法が全面施行され、生前に書面で臓器を提供する意思を表示している場合に加え、御本人の臓器提供の意思が不明な場合も、御家族の承諾があれば、臓器提供できるようになりました。
これにより15歳未満の方からの脳死下での臓器提供も可能になりました。
「提供する」「提供しない」どちらの意思も尊重されます。
自分の死後のことを自らの意思で決めるために、また、家族が本人の意思を尊重しながら決断することができるように、臓器移植について考え、家族と話し合い、どちらかの意思を示しておくことが大切です。
臓器提供の意思表示の方法は、大きく分けて3つあります。
(1)健康保険証・運転免許証・マイナンバーカードの意思表示欄への記入
(2)意思表示カードへの記入
(3)インターネットによる意思登録(日本臓器移植ネットワークホームページから)
臓器提供に関する意思表示欄の記入方法 (日本臓器移植ネットワークのホームページへリンクします。)
国(厚生労働省)では、毎年10月を「臓器移植普及推進月間」と位置づけており、より多くの方々に臓器移植の現状を知っていただき、移植医療に対する理解と意思表示を促進するための普及啓発活動が行われます。
臓器移植普及推進月間の標語 「いのちへの優しさとおもいやり」
移植医療を自分のこととして考える機会を提供し、臓器提供の意思表示という具体的な行動につなげ、その輪をより多くの方に広めることを目的に、「グリーンリボンキャンペーン千葉」としてグリーンライトアップや、市民公開講座の開催等をしています。
令和5年10月15日 日曜日 に、政府広報ラジオ「青木源太・足立梨花Sunday Collection」において、臓器移植普及推進月間をテーマとした放送がありました。また、株式会社 日本医療企画出版の広報誌「厚生労働」10月号において、移植医療に関する特集記事が掲載されております。
〇政府広報ラジオ「青木源太・足立梨花 Sunday Collection」
キー局: エフエム東京( TOKYO FM) ※ 全国38局ネットで放送
TOKYOFM 放送枠: 毎週日曜 午前7時30分~午前7時55分(25分)
※ 放送後一年間にわたり、放送した音声のトーク部分のみを抜粋した音声配信が展開されます。
〇広報誌「厚生労働」
臓器移植普及推進月間にあわせて、厚生労働省YouTube チャンネルで普及啓発動画が公開されます。動画では、「移植医療によってつながるいのち」をテーマに、ドナー家族の視点から、臓器提供という尊い意思が、誰かの未来をつなぐまでのストーリーを紹介しています。
毎年10月に臓器移植推進国民大会が開催されています。今年度は、第24回目となる大会が10月21日 土曜日 に広島県で開催されます。WEB配信も行われるため、全国どこからでも視聴できます。移植医療に関心を持たれている方はもちろん、今まで関心がなかった方や様々な意見を聞いて臓器提供に関する意思を考えたいと思われている方は、ぜひご視聴ください。
詳細は厚生労働省ホームページを御確認ください。
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