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更新日:令和5(2023)年8月30日

ページ番号:607240

大多喜県民の森指定管理者管理運営状況評価(令和4年度)

1 概要

(1)施設名等

施設名 大多喜県民の森
指定管理者

株式会社塚原緑地研究所

指定管理期間 平成31年4月1日~令和6年3月31日
評価対象年度 令和4年度
第三者評価の有無(今回)

なし

施設所管課 農林水産部森林課

(2)施設の設置目的等

設置目的 県民が自然に親しみつつ、自然のもたらす恩恵を享受する機会を県民に提供することにより、県民の健康の増進及び青少年の健全な育成を図るため

指定管理者が行う

業務の範囲

  1. 1森林、園地、展示施設、宿泊施設その他の施設の提供

  2. 野外活動に関する指導助言
  3. その他県民の森の設置の目的を達成するため知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況

年度

利用者

(人)※1

指定管理料

(A)

その他維持

管理費(B)※2

使用料等

県収入(C)

県の収支

(C-A-B)

(参考)

利用料金

令和4年度 53,359 25,955千円 640千円 14千円 -26,581千円 1,090千円

(参考)

令和3年度

57,021 25,700千円 792千円 22千円 -26,470千円 1,060千円

※1 カウント方法:有料施設は利用申請書により、無料施設は目視により人数をカウント
※2 維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

2 評価結果

(1)管理運営状況評価

管理業務の実施状況に関する事項

評価項目 評価 評価理由等

施設の設置目的・

法令等の遵守等

A

県民の森の設置目的を理解し、協定書に従った運用がされていた。

関係法令を遵守し、個人情報保護も適切に行われていた。

県への報告や協議も適切に行われていた。

安全性の確保 S

日常の巡視や点検、定期的な設備点検等により安全な施設の維持管理に努めていた。特に、ナラ枯れ等による危険木の伐倒を行い、施設の安全性の確保を積極的に進めていた。

危機管理マニュアルが整備され、定期的な防災訓練を行うなど、危機管理体制が整備されていた。

適切な管理運営

A

事業計画どおりに、施設の管理、清掃、警備等が適切に行われていた。

受付や案内も計画に基づき適切に行われていた。

貸出用車いすの整備など、要配慮者への配慮がなされていた。

適切な財産管理 A

事業計画に沿って日常点検、法定点検が実施されていた。

備品や文書等は整理して保管されており、文書の廃棄も適切に実施されていた。

事業の企画運営に関する事項

評価項目 評価 評価理由等

事業の実施

(必須事業)

A

施設の提供、野外活動に関する指導助言、イベントが適切に実施されていた。

竹工芸センターを活用したイベントを開催するなど、施設の設備・機能を活用した事業が実施されていた。

サービスの向上

自主事業

地域の連携等

A

双眼鏡等の無料貸出しなど計画どおり実施していた。

自主事業として、バーベキュー場の運営などを行い、利用者のサービス向上に役立っていた。

公民館等の地元施設と協力してイベントの告知や開催を行っていた。

施設利用状況に関する事項

評価項目 評価 評価理由等

利用者数、稼働率、

料金収入等

A

利用者数は、前年対比93%であった。稼働率は前年対比ログキャビン144%、キャンプ場108%だった。

インターネットや雑誌などいろいろなチャンネルを使用し広報を実施していた。

管理運営体制 A

計画どおりの人員配置、組織体制により管理運営されていた。

本社のマネジャーにより施設巡回や内部監査も実施され、その結果も記録されていた。

コンプライアンス研修やユニバーサルサービス研修などの研修が実施されていた。

収支状況 A

収入合計と支出合計は、計画と決算ではほぼ同じ金額となった。

不適切な収入や過大な経費はなかった。

利用者意見の反映

利用者満足度

S

アンケートにより利用者意見の把握に努めていた。利用者からの苦情や要望には適切に対応していた。

アンケートの結果、100%もの利用者が満足を得ていた。

総合評価

評価 評価理由等
良好 各評価項目の対応数値の平均2.2点

(2)特記事項

特に評価される点
  • ナラ枯れ等による危険木の伐倒を行い、施設の安全性の確保を積極的に進めていた点
  • アンケートの結果、100%もの利用者が満足を得ていた点

次年度に向けて

改善が望まれる点

特になし

前年度評価で改善が

望まれると指摘された点

とその改善状況

(指摘事項)

  1. 消防・防災訓練を実施していないため、消防計画及び危機対処マニュアルに規定された内容・回数の防災訓練を実施すること
  2. 職員間の新型コロナウイルス感染防止対策が徹底されておらず、職場内で所長を除く全職員が濃厚接触者に該当する事態に陥ったため、職員間においても改めて感染防止対策を徹底すること
  3. 浄化槽及び貯水槽の清掃を法定どおり適切に実施すること
  4. お年寄り及び車いすおすすめルートマップについて、計画どおり作成し、継続して周知すること
  5. 指定申請時に提案のあった有資格者(森林インストラクター、自然観察指導員、樹木医等)の活用がないため、積極的な活用を検討すること
  6. ボランティア登録者が一覧でわかるよう、名簿を作成し管理すること
  7. 本社マネージャーによる履行確認の記録及び本社履行確認者による監査の記録が無いため、確認した日付及び内容がわかるよう記録に残すこと
  8. 本社においても、毎月の収入内容が詳細までわかる資料を共有し、いつでも収入内容を確認できる体制をとること
  9. 支出において、一部費目の指定管理業務と自主事業の按分根拠が不明であったため、他費目が収入比率で按分していることから、同様の根拠で按分することとし、統一すること

(改善状況)

  1. 消防計画及び危機対処マニュアルに規定された内容・回数の防災訓練を実施していた。
  2. 職場での感染症拡大防止対策を行い、職場内感染による施設の閉鎖はしていなかった。
  3. 浄化槽及び貯水槽について、法定どおり清掃していた。
  4. 遊歩道を車いすで走行するのは難しいという結論に至り、計画の見直しを行う。
  5. 自然観察指導員が常駐し、イベントにも参加している。
  6. ボランティアの名簿を作成し、個人情報として適切に保管されていた。
  7. 本社のマネージャーによる履行確認、監査が実施され、実施日及び内容が分かるよう記録されていた。
  8. 本社には週1回売上情報を提供し、情報を共有していた。
  9. 支出において、指定管理業務と自主事業の按分根拠を明確にし、統一していた。

(3)第三者評価におけるその他の意見

第三者評価は実施していない。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部森林課県有林班

電話番号:043-223-2947

ファックス番号:043-225-7448

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