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更新日:令和7(2025)年12月2日
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千葉県では、令和7年(2025年)10月22日(水曜日)に災害廃棄物仮置場の設置・運営の実地研修を行いました。本研修を通じて、各市町村の担当者が災害発生時に仮置場の設置及び運営を円滑に行えることを目的としました。
今回の研修では、午前に仮置場設置・運営に関する基礎知識などの講義及びワークショップ型の仮置場の作成演習を実施し、午後の実地演習については、雨が強まったため実施できず、実施ができた仮置場での運用を想定した重機や大型トレーラーによる実演、留意事項の説明を千葉県産業資源循環協会と連携して実施しました。
県が講師となり、初動対応マニュアルの概要及び令和6年度に実施した仮置場点検事業の結果について説明しました。市町村及び一部事務組合が初動期に活用できる初動対応時の手順をまとめた手引きの概要と、市町村の仮置場候補地においての留意事項を説明しました。

国立研究開発法人国立環境研究所の高田客員研究員に講師を依頼し、仮置場設置・運営に関する基礎知識をテーマとして講義を行いました。本講義では、一次仮置場の配置計画(レイアウト)を検討する際のポイントや過去の災害での仮置場の事例などの説明がありました。

一般社団法人千葉県産業資源循環協会に講師を依頼し、令和元年及び令和5年台風災害においての実体験をテーマとして講義を行いました。本講義では、仮置場を実際に設置する際のポイントや令和5年度の対応でよかった点及び課題などの説明がありました。

一般社団法人千葉県産業資源循環協会及び公益財団法人廃棄物・3R研究財団にファシリテーターを依頼し、2つの講義から学んだことをもとに、午後の実地演習で設置する仮置場のレイアウトをグループごとに作成するワークショップ型の演習を実施しました。本演習の目的は、仮置場のレイアウトの作成を体験し、自らの自治体における仮置場のレイアウトの参考としてもらうことです。他の自治体職員と災害廃棄物を仮置場でどのように保管するのがよいか、活発な意見交換が行われました


千葉県産業資源循環協会が仮置場での運用を想定した重機や大型トレーラーによる実演及び留意事項の説明を県と連携して行いました。


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