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更新日:令和6(2024)年1月31日

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2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言について

2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言について

 

県では、気候変動への危機意識を県民の皆様と共有し、「オール千葉」で脱炭素社会の実現を目指すため、令和3年2月定例県議会において、2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行いました。

背景

  • 地球の平均気温は、上昇し続けており、干ばつや海面上昇による被害が深刻化するなど、地球温暖化の影響が既に現れています。こうした地球温暖化問題に対し、人類全体で取り組む初めての枠組みであるパリ協定が平成27年(2015年)に採択されました。
  • これを受け、国では令和元年(2019年)に長期戦略を策定し、昨年には菅首相が、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す。」ことを国会で表明し、国を挙げて脱炭素社会の実現に取り組んでいくことが示されました。
  • 本県においても、令和元年(2019年)に、記録的な暴風雨となった房総半島台風・東日本台風及び10月25日の大雨が短期間のうちに連続して発生し、甚大な被害が発生しました。近年、本県を含め各地で大規模な自然災害が頻繁に発生しており、気候変動は、もはや「気候危機」というべき状況となっています。

宣言日

令和3年2月4日(木曜日)

宣言内容

令和3年2月定例県議会において、知事が以下のとおり、2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行いました。

【答弁】

近年、大規模な自然災害が頻発するなど、気候変動はもはや「気候危機」とも言うべき深刻な状況になっています。こうしたことから、今後は、温暖化対策の段階を引き上げていく必要があります。また、同時に、その対策は、日本有数の産業県でもある千葉県としては、環境保全と経済成長の好循環をもたらすものでなくてはならないと考えています。
このため、県としては、国の掲げる「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。」という目標の達成に向けて、県民や事業者、市町村と協力し「オール千葉」で一層の地球温暖化対策を推進し、2050年の脱炭素社会の実現を目指してまいります。

今後の取組など

  • 県民の気候変動への理解を深めるため、情報提供と啓発の充実を図ります。
  • 千葉県地球温暖化対策実行計画(平成28年9月策定)に基づき、再生可能エネルギーの活用や省エネルギーの促進などに一層取り組みます。
  • 今後、実行計画の見直しの中で、脱炭素社会の実現に向けた新たな取組等について検討し、県民や事業者、市町村と協力して推進していきます。

 

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お問い合わせ

所属課室:環境生活部温暖化対策推進課企画調整班

電話番号:043-223-4645

ファックス番号:043-224-2330

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