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更新日:令和6(2024)年4月19日

ページ番号:13018

主要設備(回転粘度計):産業支援技術研究所・加曽利庁舎

機器設備の概要、型番など
概要
各種液体食品などの粘性を自動的に測定する機械です。原理としては、モータが定速で回転すると、円筒ロータが試料液中で回転します。ロータは粘性抵抗により抵抗トルクが働き、駆動軸に組み込まれたスプリングが、粘性抵抗トルクと釣り合うまでねじられます。
このねじれ角度は、粘性抵抗トルクと比例することを利用し、円筒ロータの形状寸法、スプリングのばね定数、回転速度及びスプリングのねじれ角度から試料液の粘度を決定します。
製造者
東機産業株式会社
型番
RB80L型粘度計
導入年度
1998
備考

分析などに要する消耗品は、原則持ち込みとなります(または相当額の消耗品を購入していただきます)。ガラス容器などは当所のものをお使いいただけます。

  • 試料は500ミリリットル以上必要です。
  • 粘度は温度によって大きく変化しますので、恒温漕とセットでお使いください。
  • ロータ部は金属製ですので、腐食性の液体はご遠慮ください。
  • 比較的高粘性の液体が測定に向いています。

主な仕様及び性能

機器設備の仕様など
精度
フルスケールの±2%以内
測定可能範囲
20ミリパスカル秒~500パスカル秒

(参考)

  • 水:1ミリパスカル秒(20度)
  • 大豆油:50~52ミリパスカル秒(25度)

回転粘度計の外観

お問い合わせ

所属課室:商工労働部産業支援技術研究所食品技術室

電話番号:043-231-4365

ファックス番号:043-233-4861

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