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更新日:令和4(2022)年12月4日

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平成28年度千葉県水産総合研究センター一般公開の開催結果報告

千葉県水産総合研究センターでは、平成28年11月27日(日曜日)に南房総市の千倉漁港において一般公開を開催しました。

一般公開は、当センターで行っている仕事の紹介、施設見学や各種体験を通じて地域の水産業に対する理解を深めていただくことを目的に平成15年度から実施しています。

今年も昨年と同様に研究施設から飛び出して、同日開催の地元の南房総市産業まつりにブースを構え、「たのしく学ぼう、海とさかな!~のぞいてみよう ちばの水産~」をテーマに、最新の試験研究の展示をはじめ、水総研クイズ、ミニ水族館、プランクトン観察、ロープの結び方教室、水中テレビロボットの操作体験、漁業調査船「ふさみ丸」見学などの催しを行いました。

当日は曇り空で、終了間際に小雨がぱらつく天候でしたが、当センターのブースには昨年を上回る約2,200人の来場がありました。

開催内容

研究成果の展示とサメの試食

研究成果のパネル展示と併せて、普段あまり利用されていないアオザメの唐揚げを試食していただきました。試食後にはアンケートをいただき、多くの方から「美味しい」との回答をいただきました。 アオザメを試食していただきました

おさかな缶バッチがもらえる!水総研クイズ

各研究所、研究室の紹介と併せて、それぞれの研究内容と関係するクイズを出題し、正解した方にはオリジナルの「おさかな缶バッジ」をプレゼントしました。 水総研クイズに解答していただきました

ミニ水族館

地元の千倉の磯で採集した生物や、当センターの施設内で放流用に生産しているヒラメ、マコガレイとマダイの稚魚とアワビの稚貝を観察していただきました。特に、地元の磯で採集した生物は、タッチプールとして展示し、子供を中心に実際に触って観察していただきました。

ミニ水族館で生物を観察していただきました

プランクトン観察

ヒラメやマダイなどの稚魚を生産するときに、餌としているワムシやアルテミアといったプランクトンを生きたままの状態で、顕微鏡を使って観察していただきました。 プランクトンを観察していただきました

ロープの結び方教室

船を係船するときなどに使い、アウトドアや日常生活でも活用できる「もやい結び」、「まき結び」、「本結び」を学んでいただきました。 ロープの結び方を学んでいただきました

水中テレビロボットの操作体験

海底に設置した魚礁の調査などに使う水中テレビロボット(ROV:Remotely Operated Vehide)を、漁港の中で操作を体験していただきました。 水中テレビロボットの操作を体験していただきました

漁業調査船「ふさみ丸」見学

当センターに所属し、カツオやイカの漁場調査などを行っている漁業調査船「ふさみ丸」(62トン)を見学していただきました。 漁業調査船ふさみ丸を見学していただきました。

後援団体の紹介

今回、一般公開の開催にあたって、以下の地元自治体及び関連団体から後援をいただきました。

  • 南房総市
  • 館山市
  • 鴨川市
  • (公財)千葉県水産振興公社

当センターでは、今後も様々な機会を通じて、千葉県の水産業の魅力や水産研究情報を県民の皆様に紹介してまいります。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部水産総合研究センター企画調整室

電話番号:0470-43-1111

ファックス番号:0470-43-1114

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