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更新日:令和7(2025)年10月2日
ページ番号:343505
令和7年11月11日(火曜日)午前10時から午後4時20分
東金文化会館小ホール(東金市八坂台1-2107-3)
<養豚養鶏部門>
10時10分 IoTを利用したスマート排水処理システムの構築(成果発表)
畜産総合研究センター企画環境研究室 長谷川輝明
IoT遠隔監視システムとスマート汚泥管理システムの利用により、排水処理施設の感知の省力化(労力70%削減)と活性汚泥量の自動最適制御を可能とした。
10時35分 【試験の紹介】豚における特定遺伝子型の判別検査の概要と新たな調査研究の紹介(情報提供)
畜産総合研究センター養豚養鶏研究室 細野真司
近年、豚の抗病性に関与する遺伝子を検出する技術が確立された。この抗病性に関与する遺伝子について解説するとともに、これら技術の活用に向けた試験研究を紹介する。
10時55分 【現地調査】不織布による鳥インフルエンザ侵入防止対策に関する調査(情報提供)
畜産総合研究センター養豚養鶏研究室 小形次人
不織布等による鳥インフルエンザ侵入防止対策に関する聞き取り調査を行い、施工や維持管理のしやすさ、破損や交換頻度などを調査したので概要を報告する。
11時15分 高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)対策へのドローンの活用
東部家畜保健衛生所防疫課 蒲生汐理
HPAIウイルスを媒介する可能性のある野生動物への対策として、カメラ付きドローンを活用した施設の破損状況や野鳥の傷跡を確認する農場点検の取組について紹介する。
11時35分 養豚養鶏総合討論
<飼料作物・乳牛・肉牛部門>
13時10分 トウモロコシ・ソルガム混播栽培用トウモロコシの品種比較試験
畜産総合研究センター嶺岡乳牛研究所 冨松大智
本県に適した混播栽培用のトウモロコシ品種を選定するため、早中生・中生系各2品種の合計4品種を用いて品種比較試験を実施したので、その内容を報告する。
13時40分 青刈りトウモロコシの収量および調査項目の年次変化について-奨励品種選定試験より-
畜産総合研究センター企画環境研究室 名取美貴
毎年実施する青刈トウモロコシ奨励品種選定試験の直近5年間の乾物収量や稈径などの収穫調査結果において、異品種間に共有した年次変化の傾向が認められたので紹介する。
14時00分 栽培密度が飼料用トウモロコシの収量性に与える影響と現地調査からみた実情
畜産総合研究センター企画環境研究室 岡庭就祐
トウモロコシの収量確保には改めて栽植密度が重要と考えられた。また、栽培農家の現地圃場を調査した結果、収穫時の栽植密度は様々な要因でばらついていた。
14時20分 10分間休憩
14時40分 【現地調査】暑熱対策の違いが乳牛の生産性に及ぼす影響の現地調査
畜産総合研究センター乳牛肉牛研究室 小林大誠
令和5年度より取り組んでいる県内酪農家における暑熱対策現地調査の実施状況と、今年度より取り組んでいる毛刈りによる暑熱対策の効果検証の調査内容について報告する。
15時00分 ホルスタイン種未経産牛におけるプロジェステロン・エスタラジオール配合剤(PRID)12日間留置による卵巣反応
畜産総合研究センター嶺岡乳牛研究所 久保田尚
未経産牛にPRID留置による発情同期化処置を施し定時胚移植を実施したところ、発情・排卵同期化率は良好であり、留置期間中の黄体退行時期により受胎率に差が出る傾向があった。
15時20分 【現地調査】県産黒毛和牛における脂肪酸組成の現状
畜産総合研究センター乳牛肉牛研究室 三根琴美
令和6年度に調査を行った脂肪酸組成データについて分析した結果、オレイン酸55%以上の牛肉は全体の65%と高かった。さらに、脂肪酸組成に影響する要因を解析したので紹介する。
15時40分 交雑種肥育牛における早期出荷のための肥育前期粗飼料割合の検討
畜産総合研究センター乳牛肉牛研究室 行川貴浩
交雑種去勢牛で肥育前期粗飼料割合が30から40%の場合、24ヵ月齢での早期出荷が可能である。また、発育・増体、枝肉成績、収益性等を総合すると、40%が最も適当である。
16時05分 飼料作物・乳牛・肉牛総合討論
16時20分 閉会予定
令和7年2月28日(金曜日)10時から12月25日(木曜日)17時まで
YouTube「千葉県公式セミナーチャンネル」にて動画配信(一般公開)
・酪農・肉牛部門
・養豚・養鶏部門
本県の飼料用トウモロコシ(単播)の播種時期について、これまで4月中旬以降が推奨されてきたが、3月下旬以降に早期化が可能である。
トウモロコシ・ソルガム混播栽培における栽培技術を検討した。播種時期は4月上旬まで早めることができ、1番刈時期は8月下旬まで遅らせることが可能である。
本県の2016年から2018年頃の乳量低下について、牛群検定成績を用いて分析したところ、乳量形質の改良の遅れ、 乳牛更新の停滞、気象の影響等の複数の要因が考えられた。
発情検知機器は繁殖成績改善のため、分娩監視・通報機器は省力化のための機器であり、導入により心理的負担の軽減が得られる。他の情報も含め、調査農家の実態を紹介する。
アニマルウェルフェアに配慮した造作ケージにおける採卵鶏の生産性を調査したところ、バタリーケージに比べて活動量の増加等により、生産性の低下が見られたが、行動の自由は確保できた。
採卵鶏8銘柄を700日齢まで長期飼育したところ、多くの銘柄で高い産卵持続性と良好な卵質成績を示した。更に、過去3回の調査結果に基づく各銘柄の特徴を紹介する。
長期飼育における産卵機能の老化抑制の効果が期待されるリゾープス菌麹エキスを、産卵後期の白玉卵産出鶏に給与したところ肝機能の改善の可能性が示唆された。
母豚および子豚のアニマルウェルフェアに配慮した飼養管理方法を検討するために、現在実施しているストレス緩和法の調査について紹介する。
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