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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 教職員関係 > 教職員の服務 > 教育委員会におけるセクハラ対策 > セクシュアル・ハラスメント及び体罰に関する実態調査 > 令和3年度セクシュアルハラスメント及び体罰に関する実態調査の結果について
更新日:令和4(2022)年6月3日
ページ番号:515143
令和3年度に実施した、千葉市立学校及び市立高等学校を除く、すべての公立学校の児童生徒及び職員を対象としたセクシュアルハラスメント(以下「セクハラ」という。)及び体罰に関する実態調査(セクハラ調査は平成16年度からすべての県立学校で実施、体罰調査は平成24年度から実施)の結果の概要がまとまりました。
この調査は、各学校が、学校におけるセクハラ及び体罰に関する実態を把握し、効果的防止策を講じ、よりよい学校環境を構築するために実施しているものです。
千葉市立学校及び市立高等学校を除く、すべての公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に在籍するすべての児童生徒及び職員(臨時・非常勤職員を含む。)を対象とした。ただし、産休、育児休業、休職、療養休暇中の職員は除いた。なお、小学校、特別支援学校の児童生徒については、家庭に持ち帰り、保護者が確認する等の配慮を行った。
令和3年12月1日(水曜日)から令和4年1月31日(月曜日)まで
・学校の実情に応じて、家庭に持ち帰り記述することを可とした。
・今回の調査から、小学校及び特別支援学校の小学部の児童については、千葉県教育委員会への郵送による提出を可とした。
・今回の調査から、調査用紙の性別欄を削除した。
各学校では、セクハラを受けたと回答した児童生徒に対し、セクハラ相談員が個別に面談して、状況を確認し、職員や児童生徒への指導や注意、職員による全体研修、児童生徒への人権教育等を実施した。
なお、処分等にあたるものはなかった。
無記名でセクハラを受けたと回答した児童生徒に対しては、各学校で再度相談を呼びかける対応をした。申し出のあった児童生徒に対しては、(1)と同様の対応をとった。
なお、処分等にあたるものはなかった。
年度 |
令和3年度 |
令和2年度 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
校種 |
回答者数 |
回答数 |
割合% |
回答者数 |
回答数 |
割合% |
県立高等学校 | 84,037 | 174 |
0.21% |
86,590 |
224 |
0.26% |
特別支援学校 | 5,564 | 15 |
0.27% |
5,665 |
18 |
0.32% |
小学校 |
236,351 |
56 |
0.02% |
248,685 |
148 |
0.06% |
中学校 |
115,108 |
136 |
0.12% |
114,723 |
153 |
0.13% |
なお、郵送による提出数は484通であった。
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
不必要に身体を触られ、不快であった。 | 33 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
8 |
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 | 4 |
性的なことについて質問され、不快であった。 | 1 |
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
不必要に身体に触れられ、不快であった。 |
58 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
29 |
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 |
14 |
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 |
11 |
性的なことについて質問され、不快であった。 |
4 |
プライベートな交際を求められ、不快であった。 | 1 |
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
性的な話・冗談等を言われ、不快であった。 |
31 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
30 |
不必要に身体に触られ、不快であった。 |
30 |
「男のくせに」、「女のくせに」等と言われ、不快であった。 |
23 |
性的なことについて質問され、不快であった。 |
15 |
性的な内容の電話・手紙・メール等をもらい不快であった。 | 3 |
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
不必要に身体に触れられ、不快であった。 |
3 |
容姿等の身体的特徴を話題にされ、不快であった。 |
2 |
年度 |
令和3年度 |
令和2年度 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
校種 |
回答者数 |
回答数 |
割合% |
回答者数 |
回答数 |
割合% |
県立高等学校 |
7,531 |
41 |
0.54% |
7,296 |
34 |
0.47% |
特別支援学校 | 3,998 |
30 |
0.75% |
3,959 |
21 |
0.53% |
県立中学校 |
38 | 0 | 0% | 38 | 0 | 0% |
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。 |
14 |
性的な話・冗談等を言われたりメール等を送られ、不快であった。 |
7 |
お酌、カラオケのデュエット、ダンス等を強要され、不快であった。 |
2 |
裸や水着のポスターやパソコンの画面を見せられ、不快であった。 | 1 |
性的なうわさを流され、不快であった。 | 1 |
性体験や性的なことについて聞かれ、不快であった。 | 1 |
不必要に身体を触られ、不快であった。 | 1 |
アンケート項目 |
全体 |
---|---|
容姿・年齢・結婚・妊娠等を話題にされ、不快であった。 |
14 |
性的な話・冗談等を言われたりメール等を送られ、不快であった。 |
5 |
不必要に身体に触れられ、不快であった。 |
3 |
性体験や性的なことについて聞かれ、不快であった。 | 1 |
性的な関係を求められ、不快であった。 | 1 |
平成18年度調査からアンケートについては、原則記名としているところである。
区分 |
県立高等学校 |
県立特別支援学校 |
||
---|---|---|---|---|
記名した 生徒の割 合 |
セクハラを受けたと 回答した生徒のうち 記名した生徒の割合 |
記名した 児童生徒 の割合 |
セクハラを受けたと 回答した児童生徒の うち記名した児童生 徒の割合 |
|
令和3年度 | 98.0% | 70.4% | 93.0% | 95.7% |
令和2年度 | 97.5% | 76.2% | 94.2% | 82.1% |
令和元年度 |
96.8% |
56.0% |
92.8% |
66.7% |
平成30年度 | 94.8% |
50.0% |
92.6% |
76.5% |
平成29年度 | 96.1% |
53.6% |
92.5% |
64.3% |
平成28年度から新たに質問項目を設定し、実施したところ、児童生徒においては、県立高等学校で183人(0.22%)、特別支援学校で15人(0.27%)、中学校で71人(0.06%)、小学校で463人(0.20%)であった。具体的な事案の例として、「性格や能力を否定されるようなものの言い方をされた。」、「先生が大声で怒鳴ったり、乱暴な言葉を発したりする。」等といった教員の対応や発言によるものがあった。なお、セクハラ相談員等が、追跡調査等を行ったところ、教員から児童生徒に対するセクハラ以外のハラスメントの具体的相談について、処分等にあたるものはなかった。また、教職員においては、県立高等学校で108人(1.43%)、県立特別支援学校で68人(1.70%)であった。
各学校において、令和3年度の体罰の実態に係るアンケート調査を実施し、体罰の事実を確認した件数及び事案の概要を各県立学校及び各市町村教育委員会から報告する。
実態調査の結果、体罰として記入したのは0件であった。
学校種 |
小学校 |
中学校 |
高等学校 |
特別支援学校 |
合計 |
---|---|---|---|---|---|
令和3年度 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和2年度 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和元年度 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
発生の場面 |
部活動中 |
授業中 |
その他 |
合 計 |
---|---|---|---|---|
令和3年度 | 0 | 0 | 0 | 0 |
令和2年度 |
0 |
0 |
0 |
0 |
令和元年度 | 1 | 0 | 0 | 1 |
学校種 |
免職 |
停職 |
減給 |
戒告 |
---|---|---|---|---|
小学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
中学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
高等学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
特別支援学校 |
0 |
0 |
0 |
0 |
合計 |
0 |
0 |
0 |
0 |
また、不祥事防止対策有識者会議の委員を講師とした「研修動画」を配信し、各学校において動画研修を実施し、報告を求めた。
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