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更新日:平成29(2017)年9月12日

家庭教育相談担当者協議会

少子化・核家族化、地域社会の人間関係の希薄化など、社会の変化に伴い、子育ての環境が著しく変化しています。また、女性の自立や、情報社会におけるソーシャルネットワークの影響等から、子育てに対する考え方や方法等にも大きな変化が見られます。こうした状況の中で、子育てへの不安や悩み、いら立ち、自信喪失等を抱え、孤立しがちな親に対して、地域全体で積極的に支援していくために家庭教育相談の充実が一層求められています。
その取組のひとつとして、県では、各地域で家庭教育に関する相談業務に関わる方を対象に、研修・情報交換等の場を設けるとともに、ネットワークを構築し、日頃の相談業務の充実を推進するため「家庭教育相談担当者協議会」を開催しています。

1.目的

県内各地で実施している家庭教育の相談業務にかかわる人たちが一堂に会し、研修することで、相談から見える家庭教育、学校教育などの現状、成果や課題を共有し、それぞれの活動、業務に活かすとともに、関係機関・関係者のネットワークの構築を図り家庭教育支援体制を強化する。

2.主催

千葉県教育委員会

3.主管

各教育事務所

4.参加対象

  • 教育委員会関係者‥‥各教育事務所管内の家庭教育・子育て・青少年健全育成等の相談業務に携わる者、市町村教育委員会、県子どもと親のサポートセンター等
  • 学校等関係者‥‥‥‥保育所、幼稚園、小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・特別支援学校の職員等
  • 首長部局等関係者‥‥児童相談所、健康福祉センター、警察、母子健康部局、福祉部局等
  • 指導員等‥‥‥‥‥‥社会教育指導員、家庭教育指導員、公民館職員、家庭教育学級指導者等
  • 関係団体‥‥‥‥‥‥女性団体・青少年団体等の役員、相談業務を行うNPO関係者等
  • その他‥‥‥‥‥‥‥教育事務所・市町村の状況に応じて、家庭教育力の向上に関わる方等

5.平成29年度実施期日及び会場

地区 期日 会場
東上総地区 平成29年7月26日(水曜日) 長生教育会館
東葛飾地区 平成29年8月2日(水曜日) さわやかちば県民プラザ
北総地区 平成29年8月25日(金曜日) 印旛教育会館
葛南地区 平成29年9月25日(月曜日)

市川教育会館

南房総地区 平成29年11月16日(木曜日)

南房総教育事務所別館

6.平成29年度実績報告

各地区の実施結果

〈東上総地区〉

期日:平成29年7月26日(水曜日)

会場:長生教育会館

参加者数81名(教育委員会関係者7名、学校等関係者37名、首長部局等関係者17名、相談員・指導員等16名、関係団体4名)

日程

内容

13時30分~13時45分 開会行事、県の家庭教育に関する施策説明            
13時45分~15時15分 【基調講演】
演題:「発達の支援が必要な本人理解やその対応」
    ~ひとり一人に応じた合理的配慮とは~
講師:一般社団法人こども未来共生会理事長 中島 展 氏 
15時25分~16時15分 【グループ討議】
日々の実践の成果や課題の共有
16時15分~16時20分 閉会行事

成果と課題

  • 参加者のニーズに応じた講演内容だった。
  • 特別な支援が必要な子供やその保護者を理解するには、正しい「見立て」が大切であること、保護者の困り感に寄り添いながら子供の長所を伸ばしていくことが大切であることを確認できた。
  • フリートーク形式のグループ討議により、様々な立場からの情報を共有することができた。また、今後の連携の道筋が見えた。

参加者の声(一部抜粋)

  • 中島先生のお話を伺ったのは2回目ですが、困っている子供や親の背景にあることをよく把握したうえで、どのような配慮ができるかを考えていくかが大事であることがよくわかった。「見立て」の仕方、捉え方など更に勉強していく必要があると思った。
  • 合理的配慮に対する「見立て」について、具体的でとてもわかり易いお話を伺えた。学校、保護者、地域(専門機関)との連携の重要性についても改めて認識した。
  • 「見立て」が難しく、今まで「見立て」違いも多くあったのだろうと反省した。今回のお話やこれからの勉強で「見立て」ができるように、そして、専門機関にもっと相談して支援を必要とする子を救えるようにしていきたいと思った。
  • グループ討議では、活発な意見交換が行われました。様々な立場からの意見が出て、時間が足りないほどだった。異業種グループだったことが良かった。
  • 現場の先生方は、合理的配慮の大切さや必要性を十分に理解しているものの、支援を必要とする子供があまりにも多く、正直、お手上げ状態になっているとの声を聞き、先生方の苦労がわかった。

東上総グループ討議

活発な意見交換がなされたグループ討議

討議の声に耳を傾ける中島氏東上総グループ討議2

〈東葛飾地区〉

期日:平成29年8月2日(水曜日)

会場:さわやかちば県民プラザ

参加者数79名(教育委員会関係者8名、学校等関係者52名、首長部局等関係者11名、相談員・指導員等6名、関係団体2名)

日程

内容

9時15分~9時30分 開会行事、県の家庭教育に関する施策説明
9時30分~10時50分 【講演】
演題:「障害者差別解消法の現状と課題」
講師:社会福祉法人彩会理事長 平山 隆 氏
11時00分~12時10分

【分科会】
〔第一分科会〕
テーマ:「いじめに関する相談業務」
講師:柏市教育委員会生徒指導室統括リーダー 藤崎 英明 氏

〔第二分科会〕
テーマ:「通常学級における特別支援教育に関する相談業務」
講師:流山市立流山北小学校教頭 青井 龍太郎 氏

〔第三分科会〕
テーマ:「不登校に関する相談業務」
講師:東葛飾地区訪問相談担当教員 渡辺 由美 氏

〔第四分科会〕
テーマ:「児童虐待に関する相談業務」
講師:松戸市立六実中学校教頭 服部 仁典 氏

12時10分~12時15分

閉会行事

成果と課題

  • 「特別支援教育」は学校現場(担任)のニーズも高く好評であった。
  • 分科会ではインシデントプロセス法を用い、意図的に異校種、他市とのグループを編成した。受講者参加型の研修により、参加者の意欲が高まり深く学ぶことができた。「職場で実施していきたい。」等の意見が多くの参加者から聞かれた。
  • 市教育委員会との連携を図り、学校関係者への広報を強化したことで、参加者を大幅に増やすことができた。
  • 分科会の時間がもっと欲しいとの要望が多い。時間を増やすことよりも参加者が協議できる時間を増やせるように内容を見直す。

参加者の声(一部抜粋)

  • 初めて参加した。職種、市を超えて多くの方と出会う機会は、ネットワークを広げることができてありがたい。分科会では、支援の手立てをグループでブレインストーミングしたが、自分の考えていることが他の方と同じ方向であることがわかり、安心感や自信につながる体験となった。
  • 障害者差別解消法の認知が足りないことを改めて感じた。いろいろな人がお互いを理解し、協力し合える関係を作るために、学校ではどのようなことができるのかを考えていきたい。
  • 講師ご自身の経験を踏まえたお話が参考になった。障害者に対する合理的配慮など、養護教諭として、幅広く子供に対応してしていく上で大変勉強にった。
  • 「居場所が必要である。」という講演が心に響いた。「いろいろな人がいて当たり前」と気持ちがやわらいだ。我々が変わらないといけない。気持ちはあるが、実行していくのは難しい。
  • 保育所で見られる同じような事案が、小学校でもあり大変なんだと感じた。今、私ができることは何だろう考え、取り組んでいきたいと思った。
  • 事例をもとにした話し合いができ、とても良かった。担任を責めない話し合いになるように、参加者全員が前向きな気持ちで終わることができるケース会議にするポイントがよくわかった。
  • インシデントプロセス法は、自分の意見が言えて、しかも他の人の意見も聞けるので、幅が広がると思った。安心して話せる環境がとても大事だ。

ネットに関連したいじめについての協議ネットいじめ

東葛飾分科会2

インシデントプロセス法を用いた分科会

 

〈北総地区〉

期日:平成29年8月25日(金曜日)

会場:印旛教育会館

参加者数30名(教育委員会関係者3名、学校等関係者7名、首長部局等関係者1名、相談員・指導員等19名)

日程

内容

13時20分~13時40分

開会行事、県の家庭教育に関する施策説明

13時40分~14時40分

【講演】
演題:「子どもを見つめる視点」

講師:千葉県スクールソーシャルワーカー 田中 真紀 氏

14時50分~16時10分

 

【分科会】
〔第一分科会〕

テーマ:「いじめ・不登校について」

助言者:北総教育事務所指導主事 海老原 恭子

〔第二分科会〕

テーマ:「虐待・非行について」

助言者:北総教育事務所指導主事 渡辺 晃

〔第三分科会〕

テーマ:「特別支援・発達生涯・いじめについて」

助言者:北総教育事務所特別支援アドバイザー 滝口 直美

16時10分16時15分

閉会行事

成果と課題

  • SSWの仕事について具体的な事例に基づいた話を聞き、子供達が置かれている状況についての理解が深まった。
  • 分科会の時間を多くすることによって、十分な意見交換ができた。
  • 様々な立場からの具体的な意見を共有した分科会は、ネットワークづくりに効果的であった。
  • 研修の場として、様々な立場(福祉関係部局・機関、高等学校、特別支援学校等)の方の参加を増やしていきたい。

参加者の声(一部抜粋)

  • SSWの活動等がよくわかった。学校は問題を抱え込まず、対応してもらえる関係機関の支援を受けながら問題を抱える児童生徒や保護者へ対応することが大切だと思った。
  • 子供一人一人を大切にされている講師の先生の話は、スッと心の中に入ってきた。
  • 貧困問題の切実さ等、現場では対応が難しい部分もたくさんあると思うが、担任の気付きが大切であることがよくわかった。
  • 様々なケースを多面的な視点から考えて対応したり、関係機関につなげたりすることが、当事者の子供を救うだけでなく、担任を助けることにもなるので、今後もさらに研修を深めていきたい。
  • 早い段階で子供の状態を知り、子供の人生を考え、サポートできる体制を作ることが大切だと思った。
  • 事例をもとにそれぞれの立場で話し合えたことは有意義であった。
  • 助言者の進行が巧みで、安心して話ができる雰囲気から、参加者のいろいろな情報を得ることができた。

北総全体会

「子どもを見つめる視点」についてのSSWの講演

相談業務における現状や課題についての協議相談業務

7.過去の実績報告

 

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部生涯学習課学校・家庭・地域連携室

電話番号:043-223-4069

ファックス番号:043-222-3565

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