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更新日:令和3(2021)年6月29日
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会場となった県立富里高等学校は、富里市内唯一の高等学校として、北総台地のほぼ中央に位置しています。スイカの産地として有名で、毎年6月にスイカロードレース大会が開催されています。この日は、市内の全ての中学校から生徒が集まり交流会を開催しました。3グループに分かれ各テーマについて意見交換を行い、「いじめ問題について」に関しては、どのグループも共通に話し合いを行いました。詳細は以下のとおりです。
平成27年7月28日(火曜日)13時30分から16時30分
県立富里高等学校
県立富里高等学校(7名)、富里市立富里中学校(9名)、富里市立富里南中学校(7名)、富里市立富里北中学校(9名)
グループ別討議では、はじめに、各グループ共通に「いじめ問題について」をテーマに話し合いました。その後、「スマートフォンの使用について」「充実した高校生活に向けた中学生のあり方について」「地域貢献について」の3テーマのもと、各グループに分かれて話し合いました。
話し合いでは、「いじめについて、学校・学年・学級単位で話し合う機会を設けて、いじめ防止に関心を持つことが大事である」「何かおかしいと思った時に、先生に相談し、いじめる側に加わらないとともに、周りがいじめを止める勇気を持つ」などの意見が出されました。また、提案事項として、「どのようなことが「いじめ」になるのかというポスターを作成してみるのはどうか」との意見も出ました。
グループ1では、「スマートフォンの使い方だけでなく、知識を持つことが危険を防ぐためには必要である」という、スマートフォンへの危機意識や、「自転車に乗りながら利用する人や歩きながらスマートフォンを操作するのは危険であるとの認識が足りないのかもしれない」「周囲の人々に気を配りながら、最低限のマナーを守ることが大切である」と、身の回りへの配慮が必要であることなどを、生徒同士で再認識している場面も見受けられました。
グループ2では、中学生から高校生への質問がいくつか出されました。それに対して高校生からは、「中学校から勉強と部活動や生徒会の両立をすることで高校でも充実して学校生活を送れる」「実際に高校説明会や文化祭に行って、学校の雰囲気を見てみることが、自分にあった高校を選ぶときに大事」などの回答がありました。その他にも、高校入学後のことを考えて、中学生時からの勉強が大事であるといった、高校生から中学生に向けたアドバイスもありました。
グループ3では、「地域との繋がりを持つために、地域行事などに参加していくなどして関わりを持ち、さらに協力していくことが大切」という意見や、「地域の安全を守ってくれている大人達への感謝の気持ちを忘れない」など、地域の方々への感謝の気持ちを実感しながら取り組んでいくことが大切だと、共感し合っている姿が印象的でした。
グループ別討議の様子
グループ別討議の報告をする生徒
いじめについての話し合いで、色々な意見を聞いて、相手の気持ちを考えて自分が嫌だと思うことは、してはいけない。いじめを受けた時は、勇気を持って周りに助けを求める。そして、一番大切なのは、周りの人ももっといじめに関心を持ち、何かおかしいと思った時に、先生などに相談したり、いじめを止めたりする勇気が大切だと思いました。
普段、中学生と今回のように真剣に話し合う場はあまりなく、また、大人の人の意見を聞くことができ、自分が思ってもいなかったことが聞けたので、この交流会は自分のためになりました。話し合いでは、スマートフォンの使い方に制限をかけたり、気を付けてフィルタリングなどをかけている人がいて驚きました。これから、携帯電話などの使い方には気をつけようと思います。
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