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更新日:令和3(2021)年12月25日

ページ番号:483707

「令和3年県教育界の主なできごと」のあらまし

月  日

できごと

あらまし

1月22日 県教育委員会と日本マイクロソフト社がICT利活用の推進に資する連携協定を締結

 1月22日、県教育委員会と日本マイクロソフト社は、県立学校の生徒等が学びの質を高め、情報活用能力を高めるためのICT利活用の推進に資する協定を締結した。
 同社のクラウドサービス等を活用し、新型コロナウイルス感染症対策のために分散登校や短縮授業を実施した際の教員と生徒のコミュニケーションを支援したり、教員同士が教材や指導案を相互に活用したりする環境を整備することで、教員の授業力の向上と業務負担の軽減を図るなど、生徒の「学び方」、教員の「教え方」、「働き方」の3つの改革を進めていく。

2月24日~25日 公立高等学校で新たな入学者選抜方法を実施

 公立高等学校入学者選抜は、生徒の優れた面を多元的に評価する「前期選抜」と、主に学習の成果を評価する「後期選抜」の2回実施していたが、いずれも学力検査を課していて違いがわかりにくいといったことや、2回選抜があることで受検期間が長期化し、授業確保が難しくなるといった課題が指摘されていた。
 これらの課題を解消するため、令和3年度の入学者から選抜を1回にまとめることとした。
 これまでの選抜の理念は継承し、学習の成果に加え、中学校での取組や活動経験等、生徒の優れた面を多元的に評価できる選抜としている。

4月30日

インターネットによる県内の児童生徒向けわいせつセクハラ相談窓口の開設

 教職員の不祥事のきっかけとなることの多い、児童生徒との 電子メールおよびSNS等を使用した私的なやりとりについては、管理職の許可および保護者の同意を得た特別な場合を除いては、原則禁止とするなど、わいせつセクハラ行為による不祥事の根絶に努めている。
 今回のインターネットを通じた相談窓口は、不祥事根絶のためのこれまでの取組に加え、児童生徒が相談できるツールの一つとして開設した。

6月1日 千葉ジェッツふなばし Bリーグチャンピオンシップ初優勝

 バスケットボール男子B1リーグの王座を争う「Bリーグチャンピオンシップ2020-21」の決勝が5月29日、30日、6月1日の3日間行われ、千葉ジェッツふなばしが宇都宮ブレックスを下し、 初優勝を果たした。
 同チームは、2017-18シーズン、2018-19シーズン共に準優勝しており、3度目の挑戦での初栄冠となった。

6月28日~

八街市内の通学路にて、飲酒運転トラックによる児童5人が死傷する交通事故が発生

~事故を受け、県などが対策を実施~

 6月28日、八街市内において、下校途中の小学生の列に飲酒運転のトラックが衝突し、児童5人が死傷する交通事故が発生した。
 事故が通学路で発生したことを受け、県教育委員会では、市町村教育委員会に対し、警察、道路管理者等と連携して県内全公立小学校(千葉市を除く。)の通学路緊急一斉点検の実施を依頼した。把握した3,495の危険箇所の早期解消と同種事故の再発防止対策に、一層取り組んでいく。
 県では、事故発生直後から、広報車やラジオによる緊急啓発のほか、国や八街市等と共同で、現場道路における安全対策の見直しなどを実施するとともに、飲酒運転根絶など交通安全対策のための財政支援を国へ要望した。9月末には「飲酒運転根絶。飲酒運転は、絶対しない、させない、許さない」をスローガンに「秋の全国交通安全運動」を実施した。また、11月には、運輸業や建設業などの事業所 約1万4千箇所に対し、直接訪問するなどにより、啓発を行った。
 飲酒運転等の危険な運転の根絶に向けては、千葉県警察がこれまでも取締りを強化してきたが、同事故の発生を受け、「千葉県警察交通安全緊急対策アクションプラン」を新たに策定し、警察の責務・取組を明確にするとともに、これを着実に実行していくための行程を示した。さらに、その施策の一つとして、飲酒運転の取締りに専従する「飲酒運転取締り強化プロジェクトチーム」を県警交通部に設置し、年末に向けた飲酒運転取締りの体制を強化している。
 12月には、「県飲酒運転根絶条例」が議員発議により制定された。県民が飲酒運転の疑いを発見した場合に、警察への通報を求める内容等を盛り込んでおり、来年1月1日に施行される。

7月~10月

新型コロナウイルス感染症の急拡大を踏まえた県独自のPCR検査の実施と、 緊急事態宣言中および同宣言解除後の教育活動の実施

 新型コロナウイルス感染症が全国的に急拡大し、県内の学校においても多くの感染者が報告された。夏季休業期間中が主な期間であったため、多くの部活動が中止となったり、大会への参加を見合わせたりする事例が見られたことから、県教育委員会では、緊急事態宣言期間中における、部活動や宿泊体験学習等の教育活動の機会確保のため、費用を県が負担するPCR検査を準備し、約870名分の申請を受け付けた。
 9月中旬に入り、感染は急激に減少傾向を見せ、9月末に 緊急事態宣言が解除されると同時に、それまで県立学校において実施してきた分散登校を終了し、10月初旬に改訂した県教育委員会のガイドラインに基づく感染症対策を徹底しながら、原則として通常の教育活動を実施することとした。

7月16日

鋸山が日本遺産候補地域に認定

 房州石の産地として知られた鋸山を挟む富津市と鋸南町が申請していたストーリー「天空の岩山が生んだ信仰と産業~房州石の山・名勝地鋸山は自然と歴史のミュージアム~」が、日本遺産審査・評価委員会の審議を経て、日本遺産候補地域として認定された。

9月1日 スクールカウンセラーおよびスクールソーシャルワーカーの追加配置  小学校においてスクールカウンセラーへの心身の健康・保健や不登校等の相談や、全県においてスクールソーシャルワーカーへの不登校や家庭環境等の相談がそれぞれ増加していることを受け、令和3年9月から、全ての小学校にスクールカウンセラーを配置するとともに、スクールソーシャルワーカーを各教育事務所に2名、全県では10名を追加配置した。

9月5日

I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)アワードの開催国最優秀賞と開催国特別賞を、県内校が受賞

~東京2020パラリンピック閉会式で表彰~

 I’mPOSSIBLEアワードは、パラリンピック・ムーブメントを通して、インクルーシブな世界の実現に多大な功績を収めた学校とパラリンピアンに贈呈される賞であり、国際パラリンピック委員会(IPC)が設立し、日本財団パラリンピックサポートセンターが支援を行っている。
東京2020パラリンピック閉会式で表彰があり、日本国内からは、『I’mPOSSIBLE*』を活用して共生社会の実現に向けた取組を行ったとして木更津市立清見台小学校が開催国最優秀賞を、また『I’mPOSSIBLE』から学んだことを地域コミュニティの課題解決に活かした取組を行ったとして県立東金特別支援学校が開催国特別賞を受賞した。
* 『I’mPOSSIBLE』
パラリンピックを題材に、共生社会への気づきを子供たちに促すために開発された国際パラリンピック委員会公認の教材。小学生版、中学生・高校生版の2タイプがあり、各学校に無償配付されている。

10月11日

船橋市の「取掛西貝塚」が国史跡に指定
~縄文早期の希少遺跡~
 

 国の文化審議会は、6月18日の文化財分科会の審議・議決を経て、文部科学大臣に対し、船橋市の「取掛西貝塚」を国史跡に指定するよう答申した。10月11日、指定が官報に告示された。
 取掛西貝塚は、東京湾東岸の最奥部に位置する縄文時代早期前葉(約1万年前)の貝塚を伴う集落であり、同時期の貝塚は全国的にも数が少なく貴重である。また、集落と貝塚の関係や豊富な出土品から、貝塚が形成され始めた時期の環境や人々の生活文化にも迫ることのできる貴重な遺跡である。

10月21日 「ちばアクアラインマラソン2022」 来年11月6日開催を決定

 10月21日に開催した「ちばアクアラインマラソン実行委員会第18回総会」において、次回大会の開催を決定した。
 4年ぶりとなる「ちばアクアラインマラソン2022」は令和4年11月6日(日曜日)に開催。種目、定員、コースは、2018大会と同様とした。
 大会を通じて、「スポーツの振興」と「千葉県の魅力発信」に より地域活性化を図るとともに、これまで育んできた「おもてなしの心」と、東京2020オリンピック・パラリンピック開催により改めて認識された「スポーツの持つ力と価値」を未来につないでいく。

11月13日 東京2020オリンピック・パラリンピックでメダルを獲得した本県ゆかりの選手30名に県民栄誉賞等を贈呈

 7月23日から8月8日まで開催されたオリンピックおよび8月24日から9月5日まで開催されたパラリンピックにおいて、本県ゆかりの選手がめざましい活躍をされ、メダルを獲得した。
 県では、その栄誉を讃え、オリンピックで金メダルを獲得した7名に県民栄誉賞を、過去に県民栄誉賞を受賞し、今回メダル獲得した2名には知事特別賞を、銀メダルや銅メダルを獲得した21名には知事賞をそれぞれ贈呈した。

【オリンピック】
◎県民栄誉賞(5名)
○ソフトボール 市口侑果選手
○柔道 ウルフアロン選手 ○野球 近藤健介選手
○レスリング 須﨑優衣選手 ○体操 橋本大輝選手
◎知事特別賞(1名)
○ソフトボール 峰幸代選手
◎知事賞(10名)
○ウエイトリフティング 安藤美希子選手
○ゴルフ 稲見萌寧選手
○体操 萱和磨選手、谷川航選手
○ボクシング 並木月海選手
○バスケットボール 赤穂ひまわり選手、林咲希選手、 宮崎早織選手、宮澤夕貴選手、三好南穂選手
【パラリンピック】
◎県民栄誉賞(2名)
○バドミントン 里見紗李奈選手
○水泳 鈴木孝幸選手
◎知事特別賞(1名)
○車いすテニス 国枝慎吾選手
◎知事賞(11名)
○柔道 小川和紗選手
○バドミントン 杉野明子選手
○陸上 鈴木朋樹選手
○ボッチャ 髙橋和樹選手
○ボッチャ 廣瀨隆喜選手
○バドミントン 村山浩選手
○車いすバスケットボール 川原凜選手、香西宏昭選手
○車いすラグビー 池崎大輔選手、今井友明選手、
羽賀理之選手

お問い合わせ

所属課室:企画管理部教育政策課教育広報室

電話番号:043-223-4015

ファックス番号:043-224-5499

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