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更新日:令和6(2024)年4月1日

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教職員の人権意識を高めるために

教職員が児童生徒に人権教育を推進する上で、教職員自身が常に人権感覚を磨いていくことが大切です。授業や講演会のような研修だけでなく、日常の取組に対するふり返りが重要です。様々な場面で教職員自身が言動に気を付けることが、教職員の人権意識を高めていくことになります。

「人権」という視点で考えてみよう!

教職員は、日々の教育活動の様々な場面で児童生徒を指導しています。

その指導が場合によっては、相手を傷つけたり、差別を生むきっかけになる可能性を含んでいます。自分の教育活動を定期的にふり返えることは、教師自身が加害者にならないための方策の一つです。

教職員間の言動について

職員室などで児童生徒に関する話題を話す場面が多くあります。そのときに何気なく使っている言葉に気になる言葉はないでしょうか。言動は、その人の心を表しています。気になる言動に対しては、「その使い方いいのかな」と投げかけていくことが求められます。

学校だよりについて

学校では、保護者、児童生徒、そして地域に対して様々な文書が印刷され、配付されています。文章の表現は、見る人によってとらえ方が違います。不適切な表現がないか、確認する必要があります。多くの目で確かめていきましょう。

児童生徒の言動について

児童生徒の言動を見て、気になることはありませんか。それは、相手を軽蔑したり、いじめにつながる言動かもしれません。授業、部活動、休み時間、行事などの場面で、よく観察をしていくことが大切です。もし、差別につながる言動を見かけた場合は、早めに対処しましょう。

日常の指導場面について

授業や部活動、行事などで児童生徒に対して指導する場面があります。何回も同じ注意を受けている児童生徒がいますが、なぜ、そのような言動をしてしまうのか、背景を探っていくことが大切です。指導で使った言葉が、相手の人格を否定するようなことを言っていないでしょうか。やってはいけない行動を指導することと相手の人間性まで否定することは違います。

人権に関するニュースについて

日々の教育活動に忙殺され、世の中の動きに対して鈍感になっていませんか。社会は目まぐるしく変化しています。人権問題の出来事も新聞やテレビ等で報道されています。今、何が話題になっているのかを知ることは重要です。毎日、少しでいいので、新聞などで人権に関わる出来事を探してみましょう。

資料「あなたはどう思いますか?」の活用

様々な研修会等で話題になったこと等を、指導の場面ごとに分類して一覧表にまとめたものです。自分の思い当たる項目に印をつけるという活動を通して、自らの教育活動が人権尊重という視点で問題がないかどうか振り返るための点検表として活用したり、学校職員全体で校内の人権課題について話し合ったり共通理解を図ったりする際に使用することができます。

人権課題の状況や捉え方は、学校ごとに異なる部分があり、ここに例示されたものすべてが人権侵害に当たるというものではありません。しかし、一見問題がなさそうに思えるものでも、強引に行ったり、長期間継続したりする中で問題が発生するものもあります。また、見方や立場を変えることで見えてくる問題もあります。一覧表に、学校や地域の課題や指導上の共通理解事項等を加えたり、実際に合わない項目を変更したりしながら活用すると、さらに効果が期待できます。

あなたはどう思いますか令和6年度(PDF:571.3KB)

お問い合わせ

所属課室:教育振興部児童生徒安全課人権教育班

電話番号:043-223-4066

ファックス番号:043-221-6570

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