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更新日:令和3(2021)年5月25日
ページ番号:343142
令和元年11月18日(月曜日)13時30分~16時
教育庁企画管理部会議室(中庁舎9階)
松田会長、小池副会長、金出委員、山梨委員、久留島委員、吉良委員、白石委員、安室委員、菊池委員、笹生委員、小林委員、浅間委員、神庭委員、佐野千絵委員
大野教育振興部長、大森文化財課長ほか
(1)指定文化財の災害復旧について
(2)千葉県文化財保存活用大綱の策定について
(以下、非公開)
(3)千葉県部指定文化財の諮問について
(4)指定文化財の保存状況調査について
(5)その他
資料により事務局から説明(資料1)(PDF:1,833KB)
〈委員からの意見〉
委員:未指定文化財について情報集約する体制はあるのか。
事務局:ない。独自に資料ネットワーク等の民間団体が調査して、そこから情報が入ってくる。
委員:関係団体会議を開催したとのことだが、構成団体やその趣旨を説明して欲しい。
事務局:県文化財課、千葉県博物館協会、千葉県建築士会、独立行政法人国立文化財機構等であり、情報共有をする体制を作った。
委員:香取市佐原の重要伝統的建造物保存地区における被災状況はいかがか。
事務局:油惣商店の屋根が破損した。
委員:災害状況を迅速に掌握する必要がある。受け身ではなく、県職員が直接被害を見に行く体制が必要。
委員:復旧予算、事業費について具体的に示して欲しい。
事務局:補助額として2億円、事業費は8億円である。補助率を通常より嵩上げする。
委員:収蔵施設の被害はどうか。水害に備える必要があるのではないか。
事務局:確認する。
委員:被害状況について、割合的に国指定文化財が多いのはなぜか。
事務局:地域的なものである。台風のルート上に国指定文化財が多かった。
委員:情報収集や関係機関との連携が必要。今後の台風に備える必要がある。
事務局から資料により説明(資料2)(PDF:311KB)
〔質疑応答〕
委員:文化財の情報の活用についても検討して欲しい。文化財の活用として、地震や津波の痕跡を防災教育へ活用することを盛り込むべき。
委員:市町村から意見を聞くとのことだがどのように望むのか。
事務局:県内5か所で市町村会議を開催し、意見を聞く予定である。
委員:市町村ごとに地域計画を策定することになるが、市町村の負担が大きくなる。市町村職員の育成をどう考えているのか。大綱に盛り込むのか。
事務局:市町村職員の講習会を実施している。
委員:市町村の中に政令指定都市は含まれるのか。
事務局:含まれる。
委員:KLMの連携について。公民館の活用について盛り込んでほしい。
委員:未指定文化財も文化財であると、広く一般の方々へ周知することを盛り込んでほしい。
会長:大綱策定にあたり、様々な意見を頂いた。できる限り反映して、市町村の意見を集約して大綱の策定に当たって欲しい。
事務局から、千葉県文化財保護審議会に対し、県指定文化財への指定について諮問された。
諮問された文化財について、質疑応答が行われた。
文化財保護審議会委員により実施された県指定文化財保存状況調査について、報告書の内容を事務局が説明し、その内容について質疑応答を行い、文化財の今後の保存に係る意見を頂いた。
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