開催結果概要(令和元年9月9日分)|千葉県文化財保護審議会
1 日時
令和元年9月9日(月曜日)(予定)
台風15号の影響で交通機関がマヒし、職員、委員の参集が不可能であったため、書面会議とした。
2 場所
3 出席者
【審議会委員】
松田会長、小池副会長、金出委員、佐野みどり委員、山梨委員、久留島委員、吉良委員、白石委員、安室委員、菊池委員、笹生委員、小林委員、小野委員、浅間委員、福田委員、矢島委員、神庭委員、佐野千絵委員
【教育庁】
4 議事
- (1)千葉県文化財保存活用大綱の策定について
- (以下、非公開)
- (2)令和元年度調査対象文化財の調査について
- (3)令和元年度指定文化財保存状況調査について
- (4)その他
5 議事概要
議事(1)千葉県文化財保存活用大綱の策定について
事務局から資料を提示し、意見を頂いた(資料1)(PDF:310KB)。
〈委員からの意見〉
- 災害時に対応する対象を見据えた、未指定文化財も含めたデータベースの作成、整備の観点を盛り込むべき。
- 有形、無形の文化財が含まれていることを明示すべき。
- 地域の過疎化への対応、防災や災害への対応について盛り込むべき。
- 活用については他都道府県との連携について盛り込むべき。
- レプリカを活用した盗難防止対策等、他県での取り組みを学ぶ姿勢が必要。
- 文化財保存活用地域計画を持たない市町村への、県からの対応、指導を行ってほしい。
- 個人、地域団体が所有する文化財について、世代交代の際の継承について留意する必要がある。
- 大綱の策定にあたっては、文化財保護審議会、県内市町村の意見をよく聞いて策定をすすめるべき。
- 災害への取組は、迅速な対応に加え、継続した復旧への取組や、防災への観点も必要。
- 文化財は種別ごとに保存や管理の方法が異なることから、種別に合せた指針を述べるのがよい。
- 文化財修理報告書の作成、保管、公開が必要。
- 人間活動と気候変動、自然災害に関連する博物館の展示を年1回程度行うことの義務化。
- 文化財保護審議会の委員を積極的に活用した文化財保存活用のPRやワークショップの開催。
- 文化財保存専門家と連携を強化し、ネットワークを形成すべき。
- 大災害時に文化財担当者が本来の持ち場に戻るタイミングや、文化財業務への専念について記すべき。
- 内陸部に文化財レスキューの中核となる施設を数か所設置すべき。
- 被災した文化財を受け入れる一時保管先としての文化財シェルターの機能を博物館、美術館等に割り当てるべき。
議事(2)令和元年度調査対象文化財の調査について
平成30年度から令和元年度に調査した文化財について書面にて報告した。委員からは、調査担当委員の所見に対し意見を頂いた。
議事(3)令和元年度指定文化財保存状況調査報告について
文化財保護審議会委員により実施された県指定文化財保存状況調査について、書面にて報告し、文化財の今後の保存に係る意見を頂いた。
議事(4)その他
令和元年度に答申があった国指定・登録文化財について報告したほか、国指定文化財に係る意見を頂いた。
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