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更新日:令和5(2023)年7月13日
ページ番号:389420
(きゅういまいけじゅうたくしゅおくほか)
写真提供:佐倉市教育委員会
国登録有形文化財(建造物)
3棟(主屋、座敷棟、土蔵)
令和元年12月5日
佐倉市新町字仲町北側48-1(佐倉市)
旧佐倉城下の町人地に位置する元呉服店。主屋は新町通りに南面して建ち、妻入りで正面を寄棟(よせむね)造りとして深い下屋を付す。前面のミセは前土間とし、通り土間を持たず床上部から後方の居住部に続く平面とする。佐倉の商家の佇(たたず)まいを良く伝える。座敷棟は主屋の背面に接続して建ち、6畳の主室には床と違い棚を設け、天井も幅広の板をふんだんに使うなど上質なつくり。土蔵は南北に長い敷地の中ほどに建ち、土戸は丁寧な掛け子塗り仕上げで、高い左官技術がうかがえる。鬼瓦には影盛を施し、地域的な特色を見せる。平成30年に市有化。
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