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更新日:令和7(2025)年1月23日
ページ番号:314810
(きゅうさいとうけじゅうたくしゅおくほか)
写真提供:一宮町教育委員会
国登録有形文化財(建造物)
4棟(主屋、店蔵、土蔵、稲荷社)
平成29年6月28日
一宮町一宮字通町3-2987-1他(個人)
斎藤家は主に鰹節を扱う海産物問屋を営んだ。主屋・店蔵・土蔵・稲荷社ともに、一宮商業銀行を設立した斎藤孝佑が明治30年頃に建築したと考えられる。現在はNPO団体が保存活用にあたっており、店蔵はカフェとして活用され、主屋も公開されている。
主屋は南面に玄関を設け、内縁を介して茶の間・中の間・奥の間を並べ、庭園に向けて開放的外観を見せる近代和風建築の好例である。店蔵は三連窓や軒蛇腹(のきじゃばら)を塗りこめた重厚な外観で二階に座敷を備える。敷地北東の主屋背後に稲荷社、さらに北東角に土蔵が建つ。稲荷社は地元の職人、長谷川三之輔による繊細な彫刻が随所に配される。
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