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更新日:令和6(2024)年7月23日
ページ番号:314707
(しおだけじゅうたくしゅおく)
写真 大多喜町提供
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成27年8月4日
夷隅郡大多喜町小土呂字東中野197-1(個人)
塩田家住宅主屋は、明治34年(1901)に建築された木造一部二階建の民家である。ほぼ四面に幅1間の下屋をめぐらせる寄棟造茅葺で、正面に切妻造桟瓦葺の玄関を持つ。
1階の間取りは、近世の伝統を引きつぐ変形6間取りであるが、空間を広くとり、押入れが多く、北半に2階を設けるなど近世民家よりも進んだ要素がみられる。たちの高い軸部や深い出桁造の軒廻りなど、当地域の近代民家の指標となる建造物である。
なお、本住宅はニューヨークの日本庭園を作庭した塩田武雄の生家である。
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