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更新日:令和2(2020)年8月20日
ページ番号:315437
(のじまざきとうだい)
国登録有形文化財(建造物)
1基
平成24年2月23日
南房総市白浜町白浜630(国)
房総半島の最南端、野島崎に立つ。白亜の八角形をした大型灯台で「日本の灯台50選」にも選ばれている。周辺は国定公園となっており、雄大な太平洋のパノラマが展開する。
幕末から明治初期に設置された条約灯台のひとつで、当初の灯台は、フランソワ・レオンス・ヴェルニー(1837~1908、フランス人技術者。1865~1876年にかけてドックや灯台、その他の近代施設の建設を指導し、日本の近代化を支援した)の設計により明治2年(1927)に竣工したが、大正12年(1923)の関東大震災で倒壊。大正14年(1925)に再建され、その後も太平洋戦争で被害を受けつつも、現在に至っている。
鉄筋コンクリート造、基部の外径6.8m、高さ29m。灯塔の平面は八角形、灯室の平面は円形で、外壁は白色塗装、内部は螺旋階段で昇降する構造である。関東地方の海運振興に寄与するとともに、地域のシンボルとして親しまれている。
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