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更新日:令和5(2023)年10月6日
ページ番号:314703
(とよのつるしゅぞうしゅおくほか)
国登録有形文化財(建造物)
主屋、店舗・精米所及び貯蔵庫・工場・酒蔵・煙突、5棟1基
平成11年11月18日、平成23年10月28日
夷隅郡大多喜町新丁字下宿88(豊乃鶴酒造株式会社)
大多喜城下、新丁地区は市場町として栄えたところ。うち、豊乃鶴酒造は天明年間(1781~1789)創業と伝わる老舗酒造元であり、今も酒造を営んでいる。
主屋は、明治7年(1874)の建築で、木造2階建、瓦葺。内部の座敷飾りに銘木を用いていることや、2階の軒は深く腕木を突き出し、軒先を外側に大きく出す出桁造とするなど、質の高い建築となっている。また、出窓格子、上げ戸などからなる、美しい表構えも往時の趣をよく伝えている。
その他、店舗は昭和前期のもので木造2階建、瓦葺。精米所及び貯蔵庫は明治前期の木造平屋建で瓦葺。工場は明治8年頃の木造平屋建で瓦葺。酒蔵は明治8年の木造2階建で瓦葺。煙突は昭和23年頃の煉瓦造で高さ16m、イギリス積である。
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