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更新日:令和5(2023)年10月6日
ページ番号:314750
(もばらしょうてんきょうかい)
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成11年7月8日
茂原市茂原581(宗教法人日本聖公会横浜教区)
当地区にキリスト教の伝道がはじめられたのは明治30年(1897)のこと。当初は一般住宅に講義所が開かれ、その後、大正14年(1925)に仮正堂及び牧師館が建設、昭和8年(1933)に今の新聖堂が落成した。これを昇天教会と改称し、昭和16年(1941)に茂原昇天教会として現在に至っている。
木造平屋建、瓦葺で、壁には下見板張を施す。聖堂の両脇に側廊が付かない単廊式の礼拝堂で、上から見ると十字架の下が少し長い形のラテン十字形の輪郭となっている。教会正面の会堂部分は、柱や梁などの骨組みをそのまま外にむき出しにし、その間に石、煉瓦、土を充填して壁とする、ハーフティンバー風に仕上げられている。これは、イギリスで盛んに行われた様式である。玄関ポーチは、断面が正方形と八角形の2本の柱をカップルに立て、端正な玄関を形成している。
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