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更新日:令和2(2020)年8月20日
ページ番号:315021
(いしばしけじゅうたくもんほか)
国登録有形文化財(建造物)
門・南の蔵・東の蔵・土蔵、4棟
平成11年7月8日
成田市久井崎215(個人)
石橋家住宅は、旧大栄町内でも屈指の豪農の屋敷。門・南の蔵・東の蔵・土蔵の4棟は、ともに明治期の建築。
門は、木造平屋建、立ちの高い薬医門で、本瓦葺の重厚な屋根を載せている。大棟や降棟の鬼瓦、留蓋瓦や「石」「橋」の銘が入った鐙瓦など、当家の繁栄ぶりがうかがえる。
南の蔵は、瓦葺切妻屋根の平入造の土蔵で、道路沿いに2個、南妻に1個の窓がつけられ、西側には下屋を架けて蔵前にしている。東側と北側は、腰を簓子(ささらご)下見板張とし、門や東の蔵とともに道路沿いの景観を整えている。東の蔵は、南の蔵と同じく、瓦葺切妻屋根、平入造の土蔵で、道路沿いに1個、南側に観音開きの窓を設けており、西側には下屋が架けられている。南の蔵とほぼ同様の造りの米蔵だが、軒の鉢巻き直下まで板張りとするなど変化をもたせている。
土蔵は、瓦葺切妻屋根、平入の座敷蔵で、南側には入母屋造の玄関を付ける。置き屋根形式で、軒の鉢巻部を黒漆喰塗りとしているほか、東側の窓の庇を入母屋造、扇垂木、組物で造るなどして他の蔵との違いを際立たせている。
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