ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 印旛エリアの市町 > 成田市の国・県指定および国登録文化財 > 成田市の有形文化財(建造物) > 長興院山門
更新日:令和5(2023)年10月6日
ページ番号:315001
(ちょうこういんさんもん)
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成11年7月8日
成田市伊能556(宗教法人長興院)
禅宗様の特徴をよくあらわした重厚で風格のある瓦葺の木造楼門である。
建築年代は不詳だが、その様式から江戸後期に建てられたものと推定される。主要部にはすべてケヤキ材が使われており、ほぼ建築当初のまま保存されている。彫刻を多用しないなど、比較的簡素な意匠となっているが、正面南北の虹梁(こうりょう)の唐草の浮かし彫や、組物を詰組にするなど、細部は全体的に繊細な造りとなっており、信仰の盛行が伺える。上層部が高く、内部に十六羅漢を祀っていたという点にも、時代の特徴がよくあらわれている(現在、十六羅漢は本堂内に移管)。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください