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更新日:令和2(2020)年8月20日
ページ番号:315262
(かいせきあたごてんぽほか)
国登録有形文化財(建造物)
店舗(居住棟)・土蔵、2棟
平成20年3月7日
野田市野田字愛宕裏740-2(有限会社小室)
もとは醤油醸造業を営んだ茂木房五郎家(キッコーマン創業者の一族)の住宅。当初は、現存する居住棟や土蔵のほかに、書院やいくつもの蔵などを有する広大な屋敷であったが、昭和45年(1970)居住棟と土蔵のみを現地に移築した。現在は、懐石料亭として活用。
店舗(居住棟)は、昭和12年(1937)の建築。木造平屋建で、桁行6間半、梁間4間。四周に縁を巡らし、屋根は入母屋造桟瓦葺に銅板葺庇を付ける。内部は部屋を2列各3室に配し、前列奥室が旧主人室で、トコや地袋、平書院などを設ける。縁周囲にはガラス戸を建て、欄間など細部には繊細な意匠を施してある。土蔵は、昭和前期のもので、土蔵造2階建。桁行8.4m、梁間5.4mの切妻造桟瓦葺。外壁は、柱形や窓枠などを表すモルタル塗仕上げとし、基礎のみ洗出し仕上げとする。平側に扉口を設け、銅板張の引戸をたて、壁上部の鉢巻に掛かる位置には小窓2ヶ所が設けてある。
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