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更新日:令和2(2020)年8月20日
ページ番号:314828
(きゅうりくぐんえんしゅうじょうないいへき)
国登録有形文化財(建造物)
1基
平成14年2月14日
習志野市東習志野4丁目(個人)
習志野は、戦前においては騎兵連隊や鉄道第二連隊を中心とした軍郷であり、陸軍関連施設が数多く建築されていた。この圍壁は、当時の工兵隊により、昭和9年(1934)年に旧陸軍習志野演習場の南端近くに建造された演習遺構のひとつである。長さ20m、高さ3.3m、厚さ30cmほどの鉄筋コンクリート造りの壁と、3m角平面の木造2階建ての望楼部から構成されている。
壁には、一部モルタルで塞がれている箇所があるが、2段に銃眼が穿たれている。壁の東寄りにはアーチ状の入口と門扉が設けられていて、この入口上部には、「圍壁」と書かれた扁額状の銘板が現存していて、併せて建造年代と工兵第一大隊により築造されたことがわかる。
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