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更新日:令和5(2023)年10月5日
ページ番号:314827
(ちばこうぎょうだいがくつうようもん)
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成10年9月2日
習志野市津田沼2-17-1(学校法人千葉工業大学)
旧陸軍鉄道連隊第三大隊(後の鉄道第二連隊)の表門だったもの。明治43年(1910)旧陸軍鉄道連隊第三大隊が習志野市津田沼に移駐し、大正7年(1918)に改組されて、千葉市に鉄道第一連隊が、そして津田沼に鉄道第二連隊が発足した。この門は津田沼駅南側の、兵営入口に設けられた表門であった。
建築年代は不詳だが、少なくも昭和7年(1932)に撮影された写真に門が写っていることから、それより前に造られたと考えてよい。その後、昭和20年(1945)の終戦とともに連隊は閉鎖され、津田沼駅南側の兵営・演習場だった場所は、昭和27年(1952)から千葉工業大学のキャンパスとなった。鉄道第二連隊関係の建造物群はすべて建て替えられており、この門だけが千葉工業大学通用門として利用され、現存している。鉄道連隊がこの地にあったという土地の歴史を知るうえで、貴重な建造物であり、赤煉瓦の古風な趣から「工大の煉瓦門」と呼ばれ、広く親しまれている。
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