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更新日:令和2(2020)年7月22日
ページ番号:314797
(せきのらかんまき)
県指定天然記念物
昭和10年12月24日
長生郡白子町関((株)まきのきてい)
ラカンマキは、中国原産の常緑樹で、沖縄から九州南部の暖かい地方に自生するイヌマキの変種である。ラカンマキもイヌマキも千葉県では庭園の庭木や垣根として植えられることが多い。千葉県の木はマキであるが、これはイヌマキを指す。
ラカンマキはイヌマキに比べると葉が短く密生し、決して下向きにならない。名前の由来は、種子の形が頭の丸い坊主頭であることから、仏になりきれない羅漢に例えたもらしい。関ノ羅漢槇には5月頃に黄白色の雄花が咲く。
このラカンマキは樹齢約800年と言われているが、200年ほど前に現在地に移植されたものと伝えられている。高さは9mを超え、幹回り約2.7m、枝張は9~11mという立派なもので、県内有数の名木といえる。現在はレストランである「まきのきてい」の庭園のシンボルとなっている。
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