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更新日:令和2(2020)年5月2日
ページ番号:315342
(はくさんじんじゃこふん)
県指定史跡
昭和56年3月13日
君津市俵田1452(白山神社)
小櫃川中流域右岸の低地を見下ろす台地の先端に立地する白山神社古墳は、全長約100mの前方後円墳である。現在、神社の杜として保護され、墳丘が非常に整った状態で保存されている。前方部に比べて後円部の墳丘が高い古墳時代前期の形態を示しており、南に位置する箕輪浅間神社古墳、小櫃川の対岸に位置する飯籠塚古墳と相前後して造られたと推定され、地域を代表する古墳ということができる。
後円部の背後には幅広い周溝状の平坦面と帯状の高まりである周堤帯が認められ、周堤帯に接して陪塚(ばいちょう、ばいづか)と思われる小円墳がある。明治31年(1898)に、この陪塚数基が発掘されており、海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)・直刀・鉄鏃(てつぞく=やじり)等が出土したと伝えられる。
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