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更新日:平成29(2017)年4月14日

飯郷作遺跡

(いいごうさくいせき)

飯郷作遺跡

種別

県指定史跡

指定日

昭和54年3月2日

所在地(所有者)

佐倉市下志津263ほか(千葉県)

概要

飯郷作遺跡は、印旛沼南岸から約3km離れた、東西700m、南北600mほどの方形に張り出した平坦な台地上の南縁に位置する。

県立佐倉西高等学校の建設に先立ち、昭和51年(1976)から昭和52年(1977)にかけて発掘調査が実施され、この遺跡は約1,800年前の弥生時代後期から約1,200年前の平安時代までの間、集落が営まれていたことが判明した。また、集落のほかに約1,700年前の古墳時代前期に築かれた墓が多く検出され、この時期にはこの遺跡の一部が墓域であったこともわかった。墓は前方後方墳が2基、方墳が4基、そして方形周溝墓とよばれる方形の墓が23基検出された。そして、これらの墓は築造時に、墓のまわりを取り巻く「周溝」の一部を共有し、相互の関係性がうかがわれるものが多くみられる。このことはそれぞれの墓の被葬者が、生前に関係の深かったことを表すものと考えられる。

この遺跡で「方形周溝墓」とされているものは、規模が小さく墳丘が遺存しなかった方墳と考えてよいであろう。首長級の墓として採用された前方後方墳、比較的規模が大きく造られた方墳、「方形周溝墓」とされた小規模な方墳という3段階の階層性が相互に関係をもって検出されたことは、当時の墓制やこの地域の社会情勢を考える上で貴重な資料といえよう。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

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