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更新日:令和5(2023)年3月2日
ページ番号:314837
(あねさきてんじんやまこふん)
県指定史跡
昭和43年4月9日
市原市姉崎2489ほか
市原市内には1,000基を超える古墳が存在しているが、大規模なものは姉崎地区に集中しており、姉崎古墳群とよばれている。姉崎古墳群は、4世紀後半から7世紀後半の約300年にわたって造られた古墳群で、千葉県内の大型前方後円墳を含む古墳群の中では存続期間が長いことが特徴である。
姉崎天神山古墳は姉崎古墳群中最大規模の前方後円墳で、全長130m、前方部幅50m、後円部径67mである。名前の由来は墳丘上に菅原神社があることによる。かつては天神山と呼ばれるだけで、古墳と認識されていなかったが、昭和22年(1947)に行われた二子塚古墳の発掘調査の際、周辺の遺跡として紹介され、ようやく古墳であると認められるようになった。
発掘調査は行われていないが、前方部幅が狭く、高さも後円部より約5m低い。前方部が細くて狭いという特徴は、この古墳群のなかでも早い時期の築造で、4世紀後半頃と推定されている。4世紀代の古墳では県内最大規模を誇り、養老川下流域の勢力が重要な位置を占めていたことを示している。
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