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更新日:令和5(2023)年3月2日
ページ番号:314896
(はせべかいづか)
県指定史跡
昭和35年6月3日
千葉市緑区平山町1204
千葉市東部の、標高約44mの台地上に長谷部貝塚は所在する。明治14年(1881)、道路工事で貝殻が多量に視認され、最終的にその搬出地が貝塚と確認されたものである。貝層の規模は、東西約200m、南北約150mの馬蹄形で、貝塚の中心の時期は縄文時代中・後期である。
過去数回にわたって発掘調査が行われているが、主な発掘調査としては、東京大学人類学教室による昭和22年(1947)、昭和24年(1949)の調査と、早稲田大学考古学研究室による昭和34年(1959)の調査があげられる。昭和22年の調査では、縄文時代中期の竪穴住居跡と人骨が検出された。昭和24年には、前回調査時の住居跡の床面を目当てに調査されたが、この際には成人骨1体と胎児骨1体が検出された。昭和34年には大規模な発掘調査が行われ、多量の土器等とともに伸展葬・屈葬や男女合葬など各種の埋葬形態の縄文時代人骨(30数体)及び竪穴住居跡群が発見された。
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