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更新日:令和6(2024)年5月20日
ページ番号:315009
(とっこうのさんばそう)
県指定無形民俗文化財
昭和62年2月27日
成田市取香(側高神社)
三番叟は、もとは歌舞伎の式三番叟という祝福舞に源をもつものであるが、農村部にも格式高い神事的な芸能として各地に広まった。
取香の三番叟は面箱の銘から遅くとも天保11年(1840)には行われていたことが分かる。毎年4月3日前後の日曜日に側高神社の拝殿で演じられている。
当日は、公民館(旧円勝寺)に集まって、まずは若者2人が持つ万灯を先導とした行列が側高神社まで練り込む。道中囃子とともに、何度か立ち止まって万灯振りを行う。
神社に着き、神事を執り行うと、拝殿で太鼓を合図に三番叟が演じられる。若者たちが扮する翁、千歳、デク(三番叟)が次々に登場する。翁は薄橙色で白い口ひげをたくわえた面、デク(三番叟)は黒い面をつけ、また面をはずした素顔には鼻筋に白粉化粧している。千歳は無面で冠をかぶっている。側高神社では「翁の謡」「千歳の舞と謡」「翁の舞と謡」「三番叟の舞」「三番叟と千歳のかけあい」「三番叟の舞」が演じられる。その後、再び行列が組まれ円勝寺に戻り、舞い納めの三番叟を舞う。
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