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更新日:令和2(2020)年5月2日
ページ番号:315306
(きさらづばやし)
県指定無形民俗文化財
昭和38年5月4日
木更津市中央(八剣八幡神社)
毎年7月の第2土曜・日曜日に行われる八剣八幡神社の夏祭りで演じられる。
江戸時代、木更津と江戸との間には五大力船が頻繁に往来し、物資や文化の交流が盛んであった。木更津ばやしも、囃子は江戸の神田から、踊りは浦安方面から伝わったといわれている。当時、木更津にはサカンダナ(魚店)と呼ばれる海辺の若い衆がおり、彼らが中心となって囃子を習い広めたという。
序曲は「はやし」、そして「昇殿」「神田丸」「かまくら」「しちょうめ」などが演奏される。また、踊りの面はキツネ・笑い・怒り・おかめ・ひょっとこなど5面が伝えられている。使用する楽器は大太鼓が1人、小太鼓が1人、笛が2~3人、鉦が1人である。
本県に祭り囃子は数多くあるが、その歴史的背景と伝承が比較的明らかであり、地方的特色を持ったものといえる。
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