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更新日:令和2(2020)年10月7日
ページ番号:314678
(すいじんじゃえいたいおおみかぐら)
県指定無形民俗文化財
昭和29年3月31日
旭市後草(水神社)
地元では「後草神楽」の名で親しまれている。毎年2月の第1日曜日に、水神社の神楽殿で演じられる。元来は、旧暦2月8日の村祈念の神事だった。神楽士・笛・大太鼓・小太鼓は後草の20才前後の青年たちで、奉納に係る諸準備を行う神楽世話人は壮年期の男性が、伝統的に2年交代で奉仕している。
オドウ(当屋)に指定された家から出発し、お練りの行列で水神社へ向かい、社前の神楽殿で演舞する。この神楽の起源は、建久年間(1190~99)に始まるといわれているが、実際は不明である。
演目は、「猿田彦神(天狗)」「天鈿女命」「三宝荒神」「八幡太郎」「手力男命」「榊葉」「稲荷保食神」「田の神」「種蒔」「春日大神」「恵比寿」「大黒」「乙女の舞」「素盞鳴尊」からなる岩戸神楽である。以前はこの後「湯神楽(湯立て)」が行われていた。最後は神楽の舞台上から客席に新粉餅を投げる場面があり、これを食べると無病息災になるといわれている。
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