ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 君津エリアの市 > 富津市の国・県指定および国登録文化財 > 富津市の有形文化財(そのほか) > 金谷神社の大鏡鉄
更新日:令和5(2023)年10月2日
ページ番号:315366
(かなやじんじゃのだいきょうてつ)
県指定有形文化財(考古資料)
昭和41年12月2日
富津市金谷4020(金谷神社)
鉄尊宮(てつそんぐう)として信仰の対象となっている円形の鉄の塊は、形状から大鏡鉄と呼ばれている。径160cm、厚さ11cm、重さ1.571tで片面の縁には幅6cmの枠があったといわれる。現在、大鏡鉄と呼ばれているが、鏡ではないことは明らかである。
社伝によれば、文明元年(1469)6月に金谷神社西方の海中より引き上げられたものといわれている。鉄なのに錆びないということで不老の御利益を求め、信仰の対象となったという。本来の使用目的・製作年代等は明らかではないが、形態は宮城県塩釜市の塩竃神社にある製塩で使用する煎敖鉄鍋と類似していることから、製塩に使う鍋であると推測され、製作年代は中世以降と考えられる。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください