ここから本文です。

更新日:平成29(2017)年10月24日

丸木舟

(まるきぶね)

丸木舟

種別

県指定有形文化財(考古資料)

指定日

昭和32年1月17日

所在地(所有者)

匝瑳市イ2402(匝瑳市)

概要

1本の木をくり抜いて作った舟を丸木舟とよぶ。材質はカヤ・イヌガヤなどが使われるが、堅くて緻密な素材が丸木舟に適していたと考えられる。

栗山川周辺は、もともと内湾であったのが、現在の海岸線沿いに砂洲が発達し、外海からは締め切られ、淡水化して湿地として残されてきた。そのため、この周辺から、丸木舟をはじめとする木製品や自然遺物が数多く発見される。

この丸木舟は、昭和30年(1955年)の発掘調査によって、水田下約1.4mの泥炭層から出土したもので、長さ4.35m、幅43cmを測り、いわゆる鰹節形をしている。材質はカヤで、同時に出土した櫂(かい)はイヌガヤ製である。櫂は、板材を使用したもので、丸木舟に、櫂を取り付ける構造が見られないことから、手に持って漕いだものと考えられている。一緒に出土した土器から、この丸木舟は今から約4,000年前の縄文時代後期のものと推定されている。

陸上交通に比べ、多くのものや重いものを遠くまで速く運べるという点で、丸木舟は縄文時代の重要な交通・運搬手段であった。当時の人々は丸木舟を盛んに利用していたと考えられる。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?