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更新日:令和5(2023)年12月14日
ページ番号:315508
(やすだもんじょ)
県指定有形文化財(古文書)
昭和45年1月30日
鴨川市細野(個人)
南北朝時代(14世紀中葉)頃から江戸時代初期(17世紀初頭)にいたるまでの古文書類である。これらは、主として鴨川市平塚にある大山寺に関するもので、30通が現存している。古文書の種類は、土地の寄進状や幕府からの下文、下知状、公職に任命することを記した補任状や大山寺が所有する田畑を記した田畠注文などがある。これら史料は、中世から近世にいたる大山寺信仰の実態をよく示している。また、それと同時に、戦国大名である里見義頼など、在地の武将の文書も含まれていて、当時の社会構成を知るうえでもたいへん貴重な史料である。
この文書については、明治18年(1885)内閣修史局によって調査され、建武5年(1338)の寄進状をはじめ、その多くが「大日本史料」に収録された。
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