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更新日:令和2(2020)年3月5日

梵鐘(宝徳元年在銘)

(ぼんしょう)

梵鐘(宝徳元年在銘)

種別

県指定有形文化財(工芸品)

指定日

昭和50年3月28日

所在地(所有者)

千葉市緑区富岡町209(長徳寺)

概要

 真義真言宗豊山派の古刹長徳寺にある「宝徳元年」の銘のある梵鐘は、総高86.3cm、口径49.6cmで、3段組で鋳上げられている。この梵鐘は小振りではあるが均整の取れた姿で知られる鐘である。

 乳の間には4段4列の乳が配されていて、上帯には飛雲文が、下帯には唐草文を鋳出している。池の間は縦帯により4区画されていて、その4区にわたって銘文が刻まれている。2個の撞座は竜頭の方向と平行に位置し、八葉の複弁蓮華文が施されている。

 池の間の刻銘は、第1区には「総州路菅生荘中須賀県日吉山王宮鐘一口」とあり、この鐘が、はじめは現在の木更津市長須賀所在の日枝神社に所在したことがわかる。第4区には宝徳元年(1449)の紀年銘とともに天文14年(1545)「下総千葉庄椎名富岡山長福寺」に移動したことが追刻されている。長福寺は長徳寺の旧称である。

 560年程前に造られたこの鐘は、その昔から「時の鐘」として地元の人々の生活の一部に定着し、今もその時を刻んでいる。

梵鐘(宝徳元年在銘)2

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