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更新日:平成29(2017)年9月6日

金銅孔雀文磬

(こんどうくじゃくもんけい)

金銅孔雀文磬

種別

県指定有形文化財(彫刻)

指定日

昭和35年6月3日

所在地

木更津市請西

概要

 磬は中国古代の打楽器であるが、わが国では仏教法具の一つとして使用されてきた。

 上部の幅(肩幅)が16.5cm、裾幅が18.8cm、総高が12.1cmと多少小さめである。

 縁は菱形で、内側にも子縁を伴っている。上の縁は六つの弧を、下の縁は五つの弧を縁取っており、全体の鋳造が精緻で、しかも堅牢で雄渾な雰囲気をもつ磬である。

 文様は中心の撞座を複弁の花弁をもつ蓮華文とし、九つの連子をもつ蓮実の周囲に蘂帯を表している。撞座の左右には片足を上げた孔雀を左右対称に配置している。表裏ともに同じ図柄の孔雀文となっている。

 年号など、この磬の制作の経緯を表す銘文はないが、様式などから南北朝時代のものとみられている。県内に類品が極めて少なく、現在までのところ、県内では最古に属するものである。

 孔雀の文様は、古来より瑞鳥(鳳凰などめでたい鳥のこと)として、好んで多くの工芸品の装飾に取り入れられてきた。多くは嘴に花の枝をくわえ、二羽が対の形で文様化し、飛んでいるものや地上で片足を上げて踊る姿がよくみられる。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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