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更新日:平成29(2017)年7月7日

絹本著色十羅刹女像

(けんぽんちゃくしょくじゅうらせつにょぞう)

絹本著色十羅刹女像

種別

県指定有形文化財(絵画)

指定日

平成12年2月25日

所在地(所有者)

市川市中山3-10-4(浄光院)

概要

 羅刹は、もともと人を食う悪鬼をいうが、十羅刹女は『法華経陀羅尼品第二十六』で、法華経の守護善神として登場し、二尊二天に続いて鬼子母と共に釈迦のもとに現れ、法華経の信仰者を守護し、さまざまな災いを除くことを誓っている。この画像は、教典の中の十羅刹女を図像化したものである。

 画面は、横37.5cm、縦60.9cmの縦長の画面で、絹地に細くなめらかな墨線によって細密に描かれ、彩色が施されている。法具等は金泥で彩られており、全体に彩色、描線は退色によって淡くなっている。

 描かれる像は15体で、縦長の画面で上下2段に分かれている。像はいずれも唐様の衣装の立像で、上段に6像、下段に9像が描かれ、上段は中央の向かい合う2像を囲むように4像が配置されている。この回りに配される4像のうち上部左右は天部形で、下部の左には女神像、右には男神像が描かれる。この胸前で合掌し見上げる男神像は鬼子夫神と考えられる。下段の9像はすべて女神像で左右にそれぞれ、4像と5像が向かい合う形で描かれている。計10の女神像が十羅刹女にあたる。この画像は、描画の特徴や、画絹の目がやや粗いことから、鎌倉時代末期から南北朝時代頃の作品と考えられている。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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